ザザイズム

書くことは命の洗濯。日常で考えたことや国内外旅行記などつづっています。

ルネサンス様式の温泉で疲労を癒してきた @ドイツ・バーデン・バーデン

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重い荷物しょって、
慌ててシャワー浴びて出て、
また歩き回って。

そんなのを繰り返してたら湯船が恋しくなったので、温泉行ってきました。



向かったのはドイツ、バーデン・バーデン。


ドイツ南西部、フランスとの国境にほど近い、保養地として有名な場所。

前日に滞在したフランスのストラスブールからもほど近い場所。





特に有名なのは、フリードリヒス浴場 (Friedrichsbad)カラカラ浴場 (Caracalla Spa)
フリードリヒス浴場公式サイト
カラカラ浴場公式サイト

ざっくり雰囲気をいうと、
フリードリヒス浴場は高級感あふれる健康施設。カラカラ浴場はアミューズメント温水プールに近い雰囲気。

フリードリヒス浴場のユニークなところは水着禁止なこと。タオルも全部貸し出しで必要なものは何もない。身体とお金あればOK。
カラカラ浴場含め、ヨーロッパの温泉は水着着用必須なところが多い中では珍しい部類。

水着を持ってない私はフリードリヒス浴場に即決。





月曜日、木曜日、土曜日は男女別浴の日。
それ以外は混浴の日。私は木曜日に行きました。

ただし、別浴の日でも一番大きいお風呂2つは常時混浴というトラップあり。





感想

よかった。

圧倒的高級感。浴室内は当然撮影禁止なので公式サイトから引用させていただきます。

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出典:Carasana: Friedrichsbad

一番大きい浴場。

常時混浴のお風呂。私が行った時はたまたま誰もいなかったので何も気にせず貸切状態楽しんでました。
写真は上から見下ろすアングルだけど、下から見上げた時の開放感が素晴らしかったです。





サウナの壁には動物や植物の絵。

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出典:Carasana: Friedrichsbad

写真だと暗い&一部しか写ってないけど、もっとカラフルな鳥の絵なんかもでかでかと描かれてました。
銭湯の壁に富士山の絵描く文化とちょっと似てるな、なんて思う。




お風呂もよかった。
お風呂と行っても最高36℃とぬるいんだけど、動き回れる分冷えるとは思わなかった。

なんといっても、
久々の浮力。
久々の湯気。
手足めいっぱい広げて漂ってられる幸せ。


広いお風呂は正義。



日本の温泉との比較

日本の温泉はコントラストが強い。


熱い湯!
雪見露天風呂!
冷たいコーヒー牛乳!
キンキンのビール!
これぞ日本の温泉!




対してこっちのは、すごくゆるやかなカーブを描くイメージ。

だんだん温めていって、お湯もぬるめで、ゆるゆるとクールダウン。
ダイレクトに凝り固まったのを刺激するというよりは、ゆるゆると時間かけて全身ゆるめていく、そんなイメージ。
スッキリする、というよりはぼーっとした倦怠感に近い感覚。今まですっと張り詰めて抑えてた疲れが一気に噴出する感じ。



刺激を求める人には物足りないと思う。
ジャグジーは日本じゃ考えらないくらい泡の勢いが緩い。サウナの温度もゆるゆるじわじわ上がっていく。


びっくりしたのが、浴場内の給水所。お湯が出る。日本ならキンキンに冷えたのが出てきそうなイメージだったからびっくり。


強いて言うなら、肩回りもう少しほぐしたかった。欧米では肩こり概念ないせいなのかな。ジャグジーみたいにお湯吹き出てるところも低い位置にあるのばかりで、肩には届かない。足裏や腰くらいには効く。


でも疲労回復には間違いなく効きました。その日の夜はグッスリ。







異国の地で温泉、新鮮で面白いし疲労回復になるしいうことなしです。


今日はこのくらい。