ザザイズム

都内某所に生息する大学生。2016年夏〜2017年冬にオランダに半年留学してました。日常で考えたことや留学記録、旅行記などつづっています。

塾なしでも大学受験は全勝できるよ。独学のメリット。

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私は大学受験を独学で乗り切りました。
現役で4大学6学部で全勝して、第一志望に通えてます。第一志望は、早稲田政経を蹴って行った国立大とだけ。

「やっぱり塾通いすればよかったかな」と不安になったことは何度もありました。
でも、無事結果オーライに終わりました。

受験から3年以上経った私が、受験語るのも老害感あるかもしれないけど。
当時ネットの情報に散々救われたんです。だからこそ私も、経験を通して感じた独学のメリット・デメリットやその対処法なんかを書いてみたいと思う。



最初に言っておくと、私の場合「高校が全部指導してくれたから塾が不要だった」というわけでもないです。進学校ではありましたが、バリッバリに受験指導をするような学校ではありませんでした。
ちゃんと受験対策になる授業もあったけど、私としては半ば気分転換のために授業受けてたくらい。

塾に行こうと思えば行ける環境にありました。でも、すごく悩んだ末に、あえて行かなかった。
で、独学を始めたら、意外とこれが悪くなかった。

独学のメリット

自分に合うペースと方法で勉強できる

塾の講義は1時間とか、90分とか、そのくらいかかります。でも、やることは先生が講義して、問題解いて、解説して……とか、そのくらいのパターンに限られます。


それがすべての人にとって効率的な勉強法とは限らないと思うんです。
たとえば、先日紹介した短時間きざみ集中法。
zazaizm.hatenablog.com
これなんて、長時間にわたる塾の講義とは真逆な方式です。



そのうえ、人によって最適な記憶方法は異なります。
ざっと考えるだけでこれくらいはあるでしょう。

  • 目を使う
    • 黙読
    • 図表を見る
    • 速読を繰り返す
    • 熟読する
  • 手を使う
    • 文字を書く
    • 図を書く
    • 表を書く
    • ひたすら書き取る
    • きれいにまとめる
  • 声を使う
    • 音読
    • 暗唱
    • 歌う
  • 耳を使う
    • 聞く
    • 暗唱


加えて、「聞きながら書く」といった組み合わせを入れればいくらでもパターンはあります。
その中で本当に自分に向いている方法があれば、勉強の効率がぐっと上がります。

逆に言えば、「講義を聞くのが一番合う!」という場合はやっぱり塾に行ったほうが効率がいいかもしれない。ここは個々人によるところ。でも、基本的にはアウトプット主体のほうがたいていの人にとっては効率良いんじゃないかなと思う。



優秀な参考書で効率的に勉強できる

大学受験の参考書市場は本当に巨大です。
独学に向いた良書は山ほどある。検索すれば「この順番でこの参考書をやれ」というアドバイスはいくらでも出てきます。

そして、独学なら、苦手なポイントを効率的に狙い撃ちできる
気になるところだけしつこくできる。
塾も使い方次第で苦手ポイント狙い撃ちはできると思いますが、講義とかだとどうしても苦手な"分野"を"そこそこ"やる程度にとどまっちゃうんじゃないかと思う。"ポイント"を"しつこく"潰すにはちょっと遠回りかもしれない。3コマだけ大手予備校の夏期講習を受けさせてもらった時、そう感じました。


安い

言わずもがなでしょうが、本当に安い。
私の捕捉できる範囲だとこんなもんでした。


買った参考書の数は、50冊程度。
合計額は、5万7千円程度。

塾費用もピンきりだけど塾1ヶ月分と同じくらい、場合によってはそれより安い。



実際には、Amazonマーケットプレイスで中古本を購入したので、もっとこれより安く済みました。

もっというなら、受験終了後Amazonマーケットプレイスで使い終わった本を売ったので、差し引きもっと安く済みました。ざっと6000円くらいの売り上げになりました。




塾に行かないデメリットと対処法

情報収集しにくい→ネット活用

塾の何がいいって、情報収集力。よく言われること。


でも、今どき、塾以外からも有益な情報は山ほど手に入ります。
受験体験記、勉強法、過去問解説、傾向、頻出分野、おすすめの参考書……。
挙げればきりがない。私はこういうのを片っ端からGoogleに聞いてました。




それに、現役大学生に相談するのもおすすめ。
今だったら、志望校の学生をSNSで探して質問してみるでもいいと思います。


「突然の連絡失礼いたします。私○○大学を目指しております□□と申します。
受験についてご相談したいことがあるのですがよろしいでしょうか。」


こんな感じでメッセージ送ってみるとか。突然の質問でも好意的に答えてくれる人のほうが多いと思います。
周囲見る限り、受験の思い出語りたがる人が多いし。私みたいに。




計画を立てるのが大変→模試と過去問に聞く

これも確かに否めない。自分にあった勉強計画を立てるのは一苦労でした。
大まかな情報を集めてきたとしても、自分のレベルを客観的に把握しないと計画がたてられないです。でなきゃ、参考書も難しすぎたり簡単すぎたりしてしまいますから。

ただ、これも模試をする、過去問をやってみるとかで、かなり改善できます。

実際私もやってる最中はかなり自信がなかったけど。
迷ったら過去問に聞く
これが一番効いたように思います。これなら独学でもできる。




論述対策がしにくい→学校に添削をお願いする

独学で勉強しにくいのが、論述。全く不可能ではないです。
でも、独学で最も困るポイントがここだと思う。やっぱり、論述の添削はぜひともしてもらいたいところですし。

私は、高校の先生に英語と世界史だけ添削をお願いしていました。

私は利用しなかったのでなんともいえないけど、Web添削って手も検討してみるのもいいんじゃないかと思います。



モチベーションを保ちにくい→あれこれ試す

私としては、独学する!と腹をくくったためか、かえって自分で自分をキリキリ追いたてられていたように思います。
とはいえ、やはりダレてしまう時はあるもの。私も相当悩みました。

手帳を使う

一番モチベ維持に効いたのは間違いなく手帳。
こんな感じで運用してました。

  • 「短時間きざみ集中法」と組み合わせて、勉強時間を集中度と一緒に記録する
  • 今日やることをふせんに書き出し、終了したら横線で消して手帳のページに貼る
  • モチベを上げる言葉を書く
  • 不安をとりあえず書きなぐる


特に、短時間きざみ集中法+勉強時間記録の組み合わせは強力です。
zazaizm.hatenablog.com
集中できるだけじゃなくて、「今日これだけしかやってない!まずい!」とか、そういうのが一目瞭然。一石二鳥。



ちなみに、手帳法はこの本参考にしました。

カリスマ塾長が教える 一冊の手帳で試験に合格する勉強法

カリスマ塾長が教える 一冊の手帳で試験に合格する勉強法

いかにもなタイトルだけど、全部を実践できたわけじゃないけど、ちゃんと役に立ちました。
手帳術のみならず勉強法についてもかなり書かれてます。独学受験生なら一読の価値はあるんじゃないかと。


場所を変える

高校の自習室や図書館、近所の公民館にすごくお世話になりました。
これは人によって合う合わないが激しいと思うのでいろいろ探索してみてください。

実のところ、夏休みは自習室目当てで、大手予備校の夏期講習を3コマだけ取りました。
自習室の環境は文句なし。長い夏休み、ダレ予防としてはかなり効き目があったと思います。ただ、講習は役立つような、役立たないような、微妙なライン。「やっぱり私は独学でいいや!」と再確認してしまった。



そもそもなぜ塾に行かなかったのか

答えは簡単。決めきれなかった
ただそれだけの理由。






高2の3月。周りが受験モードに本格的に突入。
自分も、さすがに塾に行かなきゃ!と思い立ちました。

説明会行って、資料を読んで、体験授業も受けて。模試の結果見せたら授業料割り引く、なんて言われることもあり。「今ここで悩んでる暇なんてないよ、早く動かなきゃ」なんて急かされることもあり。



でも、そういうところにそこはかとない不信感を抱き始めた。
そこに元来の優柔不断が加わった結果、

「あれ、塾行かなくてもいいんじゃないか……」と考え始めてしまった。


いや、本当は、決めることから逃げたのです。
そうこうしているうちに4月、新学期の授業は始まって、入塾シーズンを逃しました。



もうここまできたら、自分でやったろう。
結果さえ出せばいい。


かえって、意地になりました。





当時親には反対くらいました。自分も自信がなかった。
そのうち、「行けばよかった……」と、後悔したらどうしようと。
ちょうど4月いっぱいはそういう思いで揺れてました。

でも、独学も意外と悪くなかったな、と振り返って思う。






結局は独学力

最後に頼れるのは自分の頭と運だけ


よく自分に言い聞かせてた言葉です。



不本意ながら塾に行けない人もいるでしょうし、私みたいになんとなく塾行きたくない人もいるでしょう。

教育機会格差的な問題は今回深くはつっこみませんが、
必ずしも塾に行くだけが勉強じゃないし、塾に行くからって必ず合格するわけでもないのは確か。
そして、塾に通う通わないに関係なく、結局は独学力が最終的にモノをいうんじゃないか、と。
そう思う。




まさに今、勉強しなきゃいけない自分の耳にも痛くなってきたところで、
今日はこのくらい。