ピンクのスカートに合わせる服がないと悩んで遅刻する夢を見た。
夢をやたらよく見る時期がある。今がまさにそれ。
普段はそんなに見ないのに、見るときだけ毎日のように見まくる。
そして、夢の中でもやたら一箇所印象に残るポイントがある。昨日の夢だと、スカートのピンク色。
ピンクはピンクでも、ショッキングピンク系統のピンクじゃない。濃いけど、赤みがかったサーモンピンク系統。かつ、ほんの少しくすみのかかったピンク。おそらくイエローベースの私にとっては、肌なじみだけ見ればずいぶん合わせやすそうな色。
その色合いがやたらとリアルだった。
夢の中で色が印象に残る機会ってあまりない。
それに、ピンクの服、欲しいなんてちっとも思ってなかったのに。意表をつかれた形。
夢は記憶の整理だとか無意識の願望だとかいろいろいわれるけど、じゃあ私はいったい何を考えているんだろう。
そんな時、私がつい調べてしまうのが「夢占い」。
夢占いだけは「信じている」
私は基本占いを信じてません。結構筋金入りの占い嫌いです。
きっかけは小学生の頃。朝のテレビの星座占いで、良い結果の時に限って悪い一日になったり、悪い結果の時に限って良い一日になったりすることに気づきました。
そんなの思い込みにすぎないかもしれない。
でも小学生の私にとっては、これは強烈な発見のように感じられた。それ以来、星座占いの時間になるとテレビの前から逃げ出すようになりました。
そんな私でも、ひとつだけ信じている占い。
夢占い。
夢に出てきたものとか、出来事とかを使う占い。
「殺される夢は吉夢」とか、
「歯が抜ける夢を見たら悪いことの前兆」とか、
そういうやつ。
ただ、「信じている」とは言っても、
当たった試しがあるかと言われれば、正直怪しい。
あくまでも、「基本信じてないけど、相対的には信じてる度合いが他の占いに比べて高い」くらいのもの。
そもそも結果はすぐに忘れちゃうから当たってるかどうかも気にしてない。
それでも「信じている」のはなぜか。
夢占いを「信じている」理由
夢っていうのは、ある程度自分の意識やら無意識やらの産物。
それを元にあれこれ自分のことについて言うのなら、
星座とか、血液型とか、誕生日とか、そういうのに基づいて言うよりはよっぽど信ぴょう性はあるんじゃないか。
そういう「個人性」とでもいうべき、夢占いの性質。それだけは評価できると思う。
それと、夢占いの結果って、「未来のこと」だけじゃなくて、「今がどうか」ってところにも結構なウェイトがある。
たとえ、「今の自分は疲れている」とか、そういう結果も出てくる。そういうところに関しては、つい納得しちゃいやすいもの。いわゆる「バーナム効果」だとわかってたとしても。
未来に起きたことで結果を答え合わせしようにも覚えていられない。
なら、「今、ここ」の自分を思い出せば、すぐ答え合わせができる。ずっと手軽じゃないですか。
そういう性質もそこはかとなくしっくりくる。
「話半分」で受け取る分には、
夢占い、面白いです。
ピンクのスカート
じゃあ、昨日見た夢を占ったらどうなるのか。
まず、服選びに迷うというのは「優柔不断でチャンスを逃しそう」らしい。これはまだなんとなく理解できる。というより私は年中無休で優柔不断だから当てはまらざるをえない。
そしてピンクのスカート。これが解釈バラッバラ。「魅力アピールしたい願望」だの「恋愛運アップ」だの。
本当かいって言いたくなるようなものばっかり。やっぱり「話半分」で受け取るのが良さそうです。
何より夢占いの解釈って幅がありすぎる。自分でちょっと推測して面白がるくらいにとどめたほうがよさそう。
でも、この夢以来、あの夢に出てきたピンクのスカート自体がすごく気になるようになりました。結果はそっちのけに。
あの色と形、ありそうでなかなかなさそう。
最近お店に行けば、スカートっぽいガウチョパンツ的なもの(スカーチョというらしい)ばっかりだし。ピンクのスカートは数あるにせよ、ズバリあの色と形はなかなか見つけにくそう。
合わせる服、確かに難しそうだけど、全くないわけでもなさそう。
ちょっと欲しくなってきたかもしれない。
……とはいえ実在したとして、買っても着る勇気なくしてお蔵入りしそう。
夢の中の自分が合わせる服がないと迷ってたのは、単に合わせる服がなかったからじゃないと思う。
単純に、ピンクのスカート履く自分が見慣れなかった。だから、どの服合わせても、鏡にうつる自分がしっくり来なかったんじゃないか。
今回の夢、
もう少しくらい女子っぽくせい、
というメッセージだと私は受け取りました。
ゴールデンウィークセール狙って久々に服でも買いに行くべきなのか。どちらにせよ靴とバッグは買いたいとずっと思ってたし、ついでに服も見てみようかなという気になった。
今日はこのくらい。