ザザイズム

書くことは命の洗濯。日常で考えたことや国内外旅行記などつづっています。

深部子宮内膜症で生理痛がいいかげん辛い話

私は深部子宮内膜症という婦人系の病気を患ってます。
子宮内膜症は、子宮内にできるはずの内膜組織が何らかのバグで外に出来て、生理痛やらいろんな悪さをする病気*1

これが辛い。

※以下赤裸々な下の話メインなのでご了承ください。





去年の10月頃、鎮痛薬を飲み忘れて通勤中、生理痛で倒れて救急車で運ばれました。
気力よ、いずこ - ザザイズム

婦人科に行ったところ、
"臨床的"には子宮内膜症だろうとの診断。ダグラス窩という直腸と子宮の間に癒着が発生しているんじゃないかと。"臨床的"というのは、エコーでも見えにくいからはっきりとは言えないけど私の症状からしてほぼ間違いなくそうだろう、というニュアンス。「深部子宮内膜症」とも呼ばれる類の病気。


これのせいで、生理痛がつらい。
しかもよくある下腹部の痛みじゃなくて、
肛門の奥が痛む。

お尻の奥に、瞬間的にビキビキィィッッッ!!!って刺すような突き上げるやつな痛みが走る。家だと声をあげてる痛み。外だと息を止めて顔をしかめて動きを止めざるをえない痛み。座ってられない。

痛まない時でも常にジンジンしていて、爆弾を抱えている感覚がする。次いつ爆発するのか恐怖を抱えて生活。
ついでに便秘になる。排便痛が怖すぎる。
救急車で運ばれた日も、トイレでいきんだ時の激痛で倒れた。それ以来トラウマで、基本生理中はお通じ良くなってたのを飛び越えて便秘になった。そうすると内容物がまた腸を刺激するのか、またビキビキッッッッ!とと奴がやってくる。





鎮痛薬はあまり効かない。軽い下腹部痛を抑えるために鎮痛薬は飲んでいる。今も昔もイブをピークに1、2錠を2回くらい飲んでおけば下腹部はゼロになる。

肛門痛は違う。

鎮痛薬を飲めども、痛む回数も、痛みの強さも変わらない。
ピークは突き刺すような痛みが10分に2,3回立て続けに来る。波があるから、1日で合計30ビキビキ程度。

この痛み、めちゃくちゃ体力を消耗する。
お腹下した時みたいな、嵐が去ればちゃんと改善する痛みと違って、痛みと一緒に体力をキリキリ搾り取られる感覚がする。常にジンジンと爆弾を抱えている感覚で精神的にも消耗する。





ついでに、痛む部位が部位なだけあって人に言いづらい。別に言う必要のある場面もそうそうないとはいえ、肛門の奥、すこしくるんでもお尻の奥が痛い、と言うことのハードルは「お腹痛い」よりも確実に高い。





そう考えていくと、相当つらいよな、と改めて思うのだけど。
でも、痛みというのは人と比べられないから、この程度で済んでいるともいえるかもしれない自分がいて。

吐いたり失神はしたことないし。
子宮筋腫とかチョコレート嚢胞とかそういうのは見当たらないし。
下腹部痛は市販薬でバチっと止まるし。
ビキビキ言わなければ歩けるし。
座るのも気が気でないけど完全無理ではないし。

……とか思うけど、痛みのある時点で普通じゃないよな、とも思う。さすがに1回救急車乗るくらいの重症には変わりない。




今のところ治療に低用量ピルを飲んでいる。4ヶ月目。
が、改善したとは思えない。軽度であればピルで改善するらしいけれど、これはもしかして薬どうこうで治るもんじゃないレベルかもしれないと恐怖しだしている。
お医者さんには「痛み止めを痛む前に確実に飲んで、気にしすぎないように」って言われたけど、気にするわ、って痛み。

このまま悪化したら、と思うと怖い。

ピル飲めばマシになると信じて。初期の副作用に耐えて。4ヶ月じゃだめで。これをあと数ヶ月数年単位でやったらマシになると信じるべきなの?それまでまだまだ耐えなきゃいけないの、、、?と、希望が折れかかっている状態。下手したら飲む前よりも精神的にこたえる。



そんな最中、先日、こんな記事を見た。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190409-00010000-jij-hlthheadlines.yahoo.co.jp
直腸周りの子宮内膜症が重症化してしまい、人工肛門になったというお話。

直腸周りって私が患ってるのと似たような部位と思われてる。重症化すると不妊や人工肛門かも、という話は知ってたけど、実際にあるんだな……と改めて怖くなった。



真剣に他の方法考えたほうがいいのか、、、でもこの部位だと診断も手術も難しいらしいしな、、、と消耗した頭で考える。
紹介状もらって大学病院とか行けるのか、今まで行ってたところそんなの書いてくれるかなぁ、、、なんてネガティブなことを思う。



あまりネットに似た病状を書いている人がいなかったので、書いてみた次第です。



そんな愚痴。
今日はこのぐらい。です。

*1:病気についてはこちらの解説がわかりやすいです。 togetter.com