ザザイズム

都内某所に生息するSE3年目。2016年夏〜2017年冬にオランダに半年留学してました。日常で考えたことや旅行記などつづっています。

結婚したり引っ越したりの近(?)況報告

夏頃にブログ記事間の空いた頃、何していたかの近況とはいえないくらいの近況報告です。


結婚した & 引っ越した

数ヶ月前に結婚しました。コロナやらなんやらで婚約期間が延びに延び1年半強。無理じゃないかと思ったことも幾度かありつつ。なんとか一段落つきました。

同時に引っ越しました。今までよりもだいぶ都会。徒歩圏で生活がほぼ完結するのはとても楽。ただ、人が多い。当間だけど。今までは半ばぼけっと自転車で移動できていたのが、人が多いからうかうかしてらない。平日夜に徒歩で買い物行くのが一番ぼけっとできる気がする。

この結婚から引っ越しまでのやることの量がとんでもなかった。

結婚手続きに走り回り、部屋探しに悩み。長期戦覚悟でいたら意外と早くに良い物件を見つけたら入居審査書類集めに奔走。そこからオリンピック渋滞に怯えつつ汗だくの引っ越し。何はなくともとにかく在宅勤務環境を真っ先に整える。デスクを買って組み立てて、和室に置くため畳張りをDIYで改造。追加エアコン工事の手配。必須家電の購入。住所変更・改姓関連手続き。

限られた時間の中で一気にこなすのは本当にしんどかった。「結婚直後のハイテンションだから乗り切れた」なんて話を聞いたことあるけれど、どっちかと言うと這いつくばってひたすら現実との戦いをしていたという感触が強かった。

思い出すのは留学直前の手続きラッシュ。あの時よりマシと言い聞かせていた。出発日みたいな明白すぎるデッドラインはないし、引越し先は異国じゃなくて日本のそう遠くない地だし。でも自由になる時間は学生時代より少ないし、自分1人だけの問題じゃないしで、頭を抱えるばかりだった。

そんなドタバタを抜けて、やっと慣れてきた。引っ越し直後は起きた瞬間ホテルのようなにおいがしていた。最近は感じなくなってきた。生活のリズムもできてきた。ドラム式洗濯乾燥機や食洗機を導入して便利になってきた。

一方でまだまだ家具は揃いきらず、ダンボールがそこいら中に転がる状態。でも少しずつマシになってきている。なんとか人を呼べるくらいの状態に早く持っていきたい。




結婚報告が遅れたわけ

婚約期間中は早く入籍も引っ越しも済んで解放されてブログでもすぐ報告したい、と思っていたのだけど。ずいぶん経ってしまった。解放なんてなく、怒涛の入籍準備からの怒涛の日々が続きまくりでそれどころではなかったのもある。一方で、そもそも自分がそんなに祝われるようなことをしたの?という感覚になったのもある。

親しい人が結婚したと言うのならそれは率直にめでたいねと嬉しくなるのだけれども。相手が祝われるのも嬉しいことだし、もちろん相手が祝われる価値がないとは思わないのだけど。自分に対する感覚だけがバグってしまった。なんでだろう。

入籍はロマンチックな何かキラキラ感というより、ただひたすら、手続きとしてこなすべきタスク山、決断すべき事柄の山、をひたすら必死に崩していく作業に思えた。ずっと疲れていた。そのしんどさがゼロにかろうじて近づいていく過程に「おめでとう」という言葉が微妙に合わないような気がしていた。

おめでたさはそういう具体的なタスクではなくそこに至った決断に対するものなのかもしれないけれど。祝うべきは私よりも、私をこうさせた別の何かのように思う。最終決断を下しているのは私の力ではない、もっと大きな何かのおかげな感覚がする。それを私事として祝われることになんとなく申し訳なさがある。



とはいえそれから数ヶ月。生活リズムはだいぶ変わった。結婚を理由に変わったことの最大限は引っ越しであって、いまだに家具家電家事もろもろ課題まみれである。それでも、恵まれているのは確かで。結婚前のあのコロナの不透明感と混ざった強烈な不安定時期は本当にブルーだった。今はそういうエッジの効いた不安には襲われていない。

もっとぼんやりとした、居場所のない感覚だとか、滑り落ちている自己肯定感だとか、引っ越したあたりから急に頭の動きが悪くなった焦りとか、そういうものにひたひたと沈む日がある。幸いにして一日がそれ一色にならない。相手とくだらない話して笑える時間がほぼ毎日あるのは恵まれている。そういうことなのだろうけれど。とりあえず飢えないこの部屋追い出されないすぐには死なないだろうという感覚がある生活で、自分個人としてあまり生えないと主観では思っていてもそれは恵まれていることをちゃんと自覚してないせいじゃないの?と。マイナスがゼロになった、じゃなくて、マイナスがプラスになった、と思う練習すれば?と。

結婚したことでそれなりに大変なことはあれど、今のところそれ自体にマイナスなことはないな。それは確かだろう。自分のマイナスは純粋に自分のせいであって結婚に起因するものは究極ないなと。だからこそ今の自分の不甲斐なさが染みる、そんな日々。



映えない結婚報告だけど、なんかそういう地味な感想こそ残したほうがいいかと思って書いてみた次第です。


今日はこのくらい。