朝早く起きざるを得なくなった。しばらく在宅から通勤中心の日々に戻りそう。きつい。ゼロとまで行かずとも頻度を抑えられたら良いのだけど。今日この頃やっていた英会話レッスンはまさに浮いた通勤時間と気力を充てられていたのだと思った。
以前、遺伝子検査を受けた。なかなか面白かった。中でも納得だったのが夜型傾向。上位3割に入る夜型遺伝子持ちとのこと。深く納得。
夜になると異常に目が覚めて寝るのが惜しくなってくる。翌日が早起き通勤ならなおさら悪化しがちで。日中も眠気と睡眠不足頭痛との戦いで、寝る前の風呂で眠気がまとわりついているような状況で、さっさと寝なきゃと思うにも関わらず。布団に入ったとたんにバキバキに目が覚めることもある。異常に寝付きが悪くなる。
明日が来てほしくないがためになにかにしがみつくようなものすごく無為な夜更かしもある一方で。夜更かししている瞬間、どうしようもなく楽しいと思える時がある。こういうときにこそ生きているんだって思えることがある。かつて旅行計画なんかは夜遅くに思い立って爛々とワクワクをかき立てながら立てるものだった。今でも、翌日が休日だと夜更かしざんまいをどうしてもしてしまう。
夜更かしはその瞬間はあまりにも楽しくて、翌日の自分の体調と時間を奪う行為だとしても、やめられない。なぜかって、別に明日早起きしたってこんな気持ちの高ぶるような時間は過ごせないのだから。だったら夜更かししたほうが時間の満足度は高いんじゃないか。そんなことを思ってしまう。
不眠症とまでは行かないと思う。概ね寝付きは悪くない。寝付きが悪いときでも1時間足らず、せいぜい長くて40分くらいで落ちる。
睡眠の質もそんなに劣悪ではないはず。GABAチョコならぬGABAサプリも持っているけれど、加減が難しい。休日ゆっくり寝られるときに飲むとすっきり感がすばらしいけれど、平日はちょっとでも量が多いと翌朝に眠気が残りまくって悶え苦しむことになる。結局一番よく効くのは風呂入ってデジタル機器見ずに寝ることなのだろうけど、難しい。ドライヤーにいつも時間がかかるのが暇でタブレットなりを眺めてしまう。
そんな身にどことなくダメ人間感を覚えることもあったけれど。夜型遺伝子持ちと知ってから、自分の夜型っぷりに諦めがつくようになった。思い切り心のうちで免罪符にしている。
ちょっと見渡せば、デキる人は朝5に起きる、朝4時に起きる、いや朝3時起きですべてが回りだす、そんな本ばかり。
夜型バンザイの声はほんとうに少ない。
最近はやっと夜型に光を当てた研究が増えてきたように思う。学校の始業を遅らせたら成績が向上したという海外の研究とか。
登校時刻を1時間遅らせたところ、学童の睡眠時間が平均34分延び、成績も4.5%上昇したそうです。今朝の「科学進歩」誌より→https://t.co/YYwIgIhbLm (米国シアトルの高校での実地実験)
— 池谷裕二 (@yuji_ikegaya) 2018年12月12日
夜型人間に無理に朝早く起こさせるのは損だとか。
japanese.engadget.com
そもそも、太古の人類史から見ると、集団に夜型人間と朝型人間の両方がいたほうが警備の目が増えて生き残りやすかったという説があるそうで。こういう話を見聞きするたびに、時代が変われば社会適合やら不適合やらの基準なんて簡単に変わるものなんだなあと思う。
なんとか夜型であることに不利にならないだけの何かを持ちたいけれど。せめて夜型であることに怠け者とかネガティブな感情を抱かないようにしたい。世間の目はどうあれ自分だけでも。
今日はこのくらい。
◯今日の過去記事◯