ザザイズム

書くことは命の洗濯。日常で考えたことや国内外旅行記などつづっています。

来年の夏はアメリカで皆既日食を見るしかない。

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来年の8月、皆既日食をアメリカに見に行きたい。



「気が早い」とつっこまれるかもしれない。
けど、どうしても見たい。見たくて仕方がない。




皆既日食を見る」。
「私の夢ランキング」をつくるとしたら、10位以内には入る夢。

なおかつ、なかなか実現させるのは難しい夢。



だって、自然現象ばっかりはどうしようにもならない。
時期も、その日の天気も、場所も、すべて「お天道様のいうとおり」。
ありとあらゆるタイミングを合わせるのは本当に難しい。




で、来年夏。
2017年8月21日
皆既日食がアメリカで見られる。


これがもう、面白いくらい好条件。これはすばらしいに違いない。
今から行きたくってしょうがない。





2017年アメリカ皆既日食がすばらしそうな理由

範囲が抜群に広い

まずこの地図見てください。線の中が皆既日食が見られる範囲です。

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NASA - Total Solar Eclipse of 2017 August 21

清々しいまでにアメリカ大横断してます。
こんな広範囲にわたって堂々と横切る経路はなかなかなさそう。





これなら、アクセスだって比較的しやすい。
だってアメリカです。とりあえず飛行機で飛び込んで、そこからレンタカーって具合でいける。
遥か離れた小さな島とか、南極とかに比べたらずっとイージー。
これだけ広ければある程度観光客でパンクすることもそれほどなさそうだし。
この広さは正義。





気候が抜群に良い

皆既日食楽しむには天気が死活問題。
わざわざ行ったとしても雨や曇り……なんてリスクはなるべく下げたい。

ちなみに日本で次に見られる皆既日食は2035年9月2日。
20年間待って四十路に見るのもいいけど、9月上旬なんてとっても気候不安定な時期じゃないですか。




で、ひるがえって8月のアメリカ。カラッカラの晴れまくりです。



特に西のほう。皆既日食観察に良いらしいスポットで、8月の降水量を調べてみました。

オレゴン州セイラム 14mm
ワイオミング州グランドティトン国立公園 34mm


比較がてら、日本。

トカラ列島(7月) 368mm
宇都宮市(9月) 220mm

トカラ列島は2009年7月22日に皆既日食があった場所。やっぱり雨だったそうな。
宇都宮市は2035年9月2日に皆既日食が見れる場所。



アメリカと日本、降水量は10~20倍もの差がある。
この差は絶対あなどれないと思う。





夏休み真っ盛りの時期

8月下旬は夏休みシーズン。日本はもちろん、世界的に見てもほとんどの大学はお休み期間。
お盆休みとはちょっとずれてるけど、この時期に夏休みを取るって人もいるんじゃないでしょうか。


おまけに、8月のアメリカなんて観光トップシーズン。
日食抜きでも見どころいっぱいあって面白そう。絶景と大自然だらけだし。かの色んな意味で世界最大級のフェス、「バーニングマン」も日食の1週間後にあるそうだし。
gigazine.net



ときたら、「行くしかないっしょ!」って人が続出しそうじゃないですか?
来年の夏は、FacebookやInstagramに皆既日食の写真がワラワラと流れてくるんじゃないかな。





私は行けるのか?

来年の夏。私は5年生の夏休みということになります。
就活が無事に終わってたらヒマしてる時期に違いない。終わってなかったら……どうしようか。

でも、就活終わってなかったらドウシヨウとか考える前に、いっそのこと決めてしまったほうが就活の励みになるような、そんな気がしてきました。







もう一つ懸念。

一緒に行ってくれる人探し。




ふだん一人旅派の私も、さすが今回は誰かと一緒に行きたい。
一人でレンタカー借りるのはもったいないだろうし。いっそのこと何人かでシェアしてキャンピングカーとかレンタルしてアメリカをぶいぶい駆け回れたら絶対楽しいだろうし。




ただ、「皆既日食をアメリカに見に行く」といっても、話にのりたがる人って意外と少ないのかもしれない。
今までに何回か話題に出したけど、「ふーん」って反応が多かったのです。

みんな、あんまり皆既日食好きじゃないの?






私が皆既日食に惹かれる理由

私は昔々、そこそこの天文好きでした。

図書館でしょっちゅう「科学のアルバム」の宇宙本を読むとか。
星の一生 (科学のアルバム)

小学校の自由研究でペルセウス座流星群観測するとか。

家にあったカール・セーガンの「COSMOS」って巨大な宇宙本も見るとか。

解説なんてほとんどわからなかった頃でも、写真だけでも何度も何度も見てました。







で、皆既日食にも惹かれた。

数ある天体ショーの中でもやっぱり皆既日食は格別だろうなと思う。


だってまず太陽と月の見た目の大きさが同じってところ。実際の大きさは全然違うのに。それでこそ皆既日食が起きてくれてるわけだから、これは正直とんでもない奇跡じゃないですか。


でもって、真っ暗になる。真昼に。
古代で日食が畏怖の対象になってたのはまったくもって当然だと思う。







そんなところで、こんな好条件揃いまくりの皆既日食見られるチャンスときたら、
「絶対見たい!」としか思えないのだけど。
それは私だけなのでしょうか。











こうやって現実逃避の想像は膨らみゆく。
今年の夏はおろか、明日のこととか、1か月後のこととか、考えなきゃいけないことに限ってぼんやりしているのに、
こういうことに関してだけは本当に想像が膨らむ。

でも、こういうのは準備は最大限早め早めにしないと大変なことになるイメージ。
いくら見られる範囲が広いといっても、その分見に行きたがる人も多いだろうし。いろんな予約とかガンガン埋まっていきそうだし。

ホント、誰か行きましょう。




今日はこのくらい。


※追記

個人旅行を考えている方向けに2016年9月16日段階での情報をまとめてみました。
www.zazaizumi.com