スイスのバーゼルからフランスのストラスブールに向かう電車の中で書き始めました。
さよならスイス。ビクトリノックスのマルチナイフツール欲しかったのに、買うタイミング逃してしまった。
風邪っぽい
サンモリッツからバーゼルに向かう電車の中で気づく。
熱っぽい。
体温は計れないけど、変に暑く感じてぐったりする。
異様にのどが渇く。
間の悪いことに、日本から持ってきた風邪薬は寮に置いてきてしまった。
ということで、
バーゼル駅前の薬局で風邪薬買ってきました。
最初は自分で調べたpretuval Cという薬がないか尋ねてみました。
薬剤師さんが症状聞いてくれて、ならこちらのほうがおすすめと持ってきてくれたのがこれ。
NeoCitran、約17スイスフラン、日本円でおよそ1800円。
英語で説明してくれて、飲み方の説明ラベルまで貼ってくれた。ありがたや。
1日3回まで、粉末をお湯に溶かして飲む、飲んだら運転禁止。
さっそく宿で飲んだ。
ホットレモンの味。普通においしい。
もっとすさまじい味がするものかと思ってたからびっくり。薬をおいしいと思ったのは初めて。
効き目。
あります。夜と朝に飲みました。
熱っぽいのが引いて、鼻水や喉の痛みも結構抑えられてる。
難点は持ち運びには少しかさばって重いこと。
手で開封するにはちょっと苦労すること。スイスナイフ使えってことかな。
しかし全快ではない。
ほとんど寝られてない。
宿で同室の人のいびきがすさまじかった。
いびきってこんな音量出るんだってびっくりするような大音量。しかも、時折止まってはまた大音量。おそらく睡眠時無呼吸症候群の方かな。いかにも苦しそうで、イライラするというよりはもはや心配になってきた。
モルデックスの耳栓やウォークマンのノイズキャンセリングをもってしても無理でした。3時間おきくらいに目が覚めてしまった。眠い。ヨーロッパじゃご法度な電車睡眠うっかりしてしまったくらい。
でも薬自体は効いてよかった。ひどくこじらせる前に手を打っておくのは大切。
バーゼル良いところ
バーゼルに宿取ったのは完全に「途中休憩」のため。
そもそも観光地というよりは国際商業都市の色が強い街みたいです。
バーゼル条約って名前では知ってるけどな、ってくらいの知識。
そもそも最初はチューリヒあたりに宿取る予定でした。ただ、次の乗り換え駅がバーゼルなこと、駅近で安い宿がチューリヒでは見つからなかったのです。
合計で3,4時間しか歩き回ってない。
けど、良い街でした。歩きまわってて楽しい。住みやすそう。
路面電車。
路面電車のシステムには感心しました。めちゃくちゃ親切でわかりやすい。
何分後に来るかの電光掲示板。駅ごとにどっち方面に行くのかが示された路線図と、全体路線図がある。自動券売機も装備済み。
ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語(たぶん)で説明書きがある。
しかも泊まった宿でバーゼルとその周辺エリアの無料交通券をもらった。
路面電車も乗り放題。すばらしい。
市庁舎。
赤が可愛らしい。日本国旗が掲げられてた理由知りたかった。
どこかユーモラスな装飾。
市庁舎前の市場。
横道。
ライン川と貨物船。
街全体がフレンドリーな印象。
路面電車で少しバーゼル生まれバーゼル育ちの女性に話しかけられました。
駅まで行きたいと言うと、そしたら方向一緒だから一緒に行きましょう、と。
留学のこと、旅行のこと、日本のことなんかを話してました。
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旅は無事終了しているのですが、いかんせん書きかけ記事が溜まっております。
とりあえずこのくらい。