ノートパソコンを買い換えたい。
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そんなことをうめいてから早2ヶ月半。
やっっっっっっと、
買いました。
この2ヶ月半の間。
何をそんなに迷ったかって、やっぱり決めきれなかったんです。
しかも前回の記事の時よりも候補が増えてしまって。
候補
- DELL XPS 13
- Lenovo Thinkpad X1 Carbon
- HP spectre 13(←new!)
- HP EliteBook Folio G1(←new!)
- Apple MacBook Air 13
DELL XPS 13
一番最後の二択にまで残った候補です。
一番はやっぱり細ベゼル、パソコン開けば一面の画面。
本当にかっちょいい。
Dell ノートパソコン モバイル XPS 13 Core i5 8Gモデル 16Q33/Windows10/13.3インチ 非光沢/8GB/256GB SSD
- 出版社/メーカー: Dell Computers
- 発売日: 2015/11/03
- メディア: Personal Computers
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本当にかっちょいい。
本当の本当にかっちょいい。
大事なことなので三回言いました。
デザインだけで言えば正直MacBookより好き。私の好きなノングレア液晶だし。
トラックパッドもWindows機の中ではかなり好感触なほう。
気になった点。
- トラックパッドの滑りが良すぎてタップがずれやすい
- キーボードの配置が独特で少し打ちにくい
- バッテリー持ちがあまりよくないらしい
くらい。
Lenovo Thinkpad X1 Carbon
機能性は申し分ない。キーボードの打ちやすさはお墨付き。14インチだけど実はMacBook Air 13インチと幅1cmしか変わらない。気になった点。
- どうしてもデザインが好きになれない
ごめんなさい。デザインあまり気にしないほうと思ってたけど。機能性は申し分ないのに、何回触ってもなんかしっくりこない感。質感とか総合的に考えてどうしても好きになれない感が残って気になってしまった。
HP spectre 13
デザインの高級感、ラグジュアリー感がかなり強烈。他ではなかなか見ないようなカラーがかなり強烈な印象を残しました。気になった点。
- 液晶の光沢感がどぎつい
- 納期が遅い可能性
普通の光沢液晶の一方をいくギラギラ感。フィルムでどうにかなるレベルなのかな……?
MacBookにした決め手
5月に記事を書いた時は、「たぶんMacは買わないだろう」と思ってました。
- どうしてもWindows版のOfficeが使えないと困る……
- Windowsも積めるとは聞くけど実用に耐えないんじゃないか……
- Windows OSも別途購入したらかなり高くなってしまうんでは……
- 操作覚える手間、スイッチングコストがかかる……
- 最新のWin機と比べると重いし大きいしベゼルぶっとい……
スタバドヤリング勢に加担したくない……
でも、買ってしまった。
決め手は次の5つ。
1.意外と安い
MacBook Air、意外と安い。
整備済み品か、吊るし品(非カスタマイズ品)をネットで購入すれば、同スペック帯のパソコンとそんなに価格が変わらない。むしろ少し安くなる。
最新Win機に比べたら型落ち品ともいえるから当然かもしれないけれど、WIndows OS買ってもほぼトントンなのは大きい。
2.Windowsもふつうに動作するらしい
あれこれ聞きまわったり調べまわった結果、「Macで動かすWindowsは普通に優秀」っぽい。
同じ値段でOS XとWindows両方使えるんなら相当得なんじゃないかな???
3.大正義トラックパッド
ありとあらゆるWindows機を触ってみたけど、
前使っていたノートパソコンよりはどれもかなり改善されてたけど、
どうしても、MacBookのトラックパッドには絶対に敵わない。
ハードの問題というよりは、WindowsというOSの限界のもよう。
4.バッテリー持ちの定評
充電持ちにはかなりの定評がある。
他のWindows機も充電持ちを唄ってはいるけど、公称スペックと実際の充電持ちに乖離があるのはよくあることみたいで。
多少重い問題も、
マウスも充電ケーブルも持ち歩かなくていいと考えれば、総重量ではむしろ軽くなるんでは?
そもそも充電ケーブル自体もWin機に比べて100gくらい軽いし。
5.届くまでが比較的早い
わりと重要。留学までにパソコンが届かないなんて事故になったら相当困る。
いかんせん、他のWindows機はほとんど受注生産。2〜3週間届くのにかかるなんてザラ。中には注文殺到で納期が延びに延びて一ヶ月以上かかるなんて情報もありました。
Macはカスタムオーダーでもせいぜい1週間くらい、非カスタムなら2、3日。期間が読めるのは大きい。
購入方法
最初は整備済み品を狙いましたが、結局価格.comで買いました。
整備済み品発売のアラートを6月下旬頃にRefurbMeで登録。
しかし、通知が来たのは数週間待ってほんの2回程度。タイミングを逃して数十分で即売り切れ。希望スペックを第三希望まで増やしてもこない。
どうやらメモリ8GBモデルはなかなか出回らなくなっているようです。
7月下旬になって、さすがにそろそろ買わないともう待てなくなりました。
そこで、吊るし品で少しスペック抑えめのものを探したら、これが思った以上に安い。整備済み品とそんな変わらないレベル。
整備済み品のほうが初期不良率は低いんじゃないかな?新品でそんな安いところから買って大丈夫か?やっぱり正規価格で買ったほうがいいのか?
……そんなことをぐるぐると悩みながら、あれこれ検討して、結局価格.comで購入してきました。
新品13万7千円なり。
スペック
機種
MacBook Air Early 2015 13インチ。
ProとAirはそんなに重さも薄さも変わらない!という意見もよく見たのですが、
私の感覚的にはだいぶ違うように思えた。スペック的に、というよりは、感覚的に。
Airのほうが画面の解像度が落ちる&斜めから見ると見えにくくなるのですが、それもさほど気にならなかったです。
たしかに手持ちのiPad Air2のRetinaディスプレイよりは劣るけど、充電持ちと携帯性犠牲にしてまで手に入れたい画質ではないな、と思った。
画面サイズは13インチ一択。
画像編集や、画面を左右に割って同時並行作業することが多いため、11インチはどうしても足りない。
JISキーボード
吊るし品だから選択肢はJISキーボード一択でした。
家にあるiPad用のUSキーボードが微妙に使いにくいと感じていたのもあるし。
見た目的にはUSキーボードの方が好みではある。
SSD 256GB
容量512GBはほしかったけども妥協して256GBに。これはちょっと不安。Windowsも入れるとなるとちょっとつらいかもしれない。
外付けHDDなんかも上手に使う必要がありそう。
メモリ8GB
メモリ8GBだけは絶対譲れないポイントでした。これを切ると私の用途には足りないし、さすがに先代のパソコンよりスペック落としたくない。
Core i5
あれこれ調べたところ、
i7は動画のエンコードといった特別重くて長い作業の時に差が出る。
ただし、i5よりはバッテリー持ちは劣る。とのこと。
重い画像編集をする機会はある。けど、そういった処理で長々と待てないような機会はこの先あまりなさそう。
動画編集や3DCGやる予定は当分無い。
そもそも先代のパソコンがCore i5 × メモリ8GBで処理スペック面には何一つ不満がなかったんだし。
てなわけでi5に。
少し使ってみて思ったこと
トラックパッドは本当に大正義
ハード面の純粋に触覚的な触り心地もいいし、ソフト面の感触もいい。
スクロールの感触のぬるぬる感、勢いつけられる感がタブレットやスマホとそっくり。
Windowsみたいに、最初引っかかって途中からダダダダダッと段階的に動いていく感触とは全く別物。
キーボードのカスタマイズ性がそこそこ高い
三つ子の魂百までを地で行くWindoes脳の私。
Macになったとはいえ完全にMacに染まりたくはない、
なるべくWindowsに寄せて使いたい、というわがままな心がまだ捨てられない。
それに、人のMacを使わせてもらって自分のMacとの違いに混乱するシチュエーションより、
Windows使って混乱するシチュエーションのほうが圧倒的に多そう。
……ということでWindows仕様にガンガン設定。ジョブス?林檎教?なにそれおいしいの?
買ってすぐ設定したのは以下の2つ。
- CapsキーをCommandキーに設定
- ファンクションキーをfnキーなしに
Capsキーは特に他のキーに割り当ててはいません。Capsキーが役立つ機会なんて一年に数回あるかないかだろうに。そのくらいの頻度ならその時だけシフトキー押しっぱなしで打っても何も問題ないと判断。快適そのもの。
加えて、個人的に電源キーをWindowsでいうDeleteキーに設定したかったのですが、そうした改造はここ最近のOSアップデートで阻止されてしまったらしいです。残念。しょっちゅうBackSpaceと間違えて押してしまう。
かな・英数の切り替えはキーを2つ使うMac方式のほうが圧倒的に使いやすいです。
入力してはじめて英数/かながちゃんと切り替わってないことに気づくあの微妙なイラつきから解放されるのは大きそう。
ただ、まだ慣れなくて「半角/英数」と思い込んで1キーを連打する事故続出ではある。
ショートカットキーのカスタマイズ性は惜しい
ウィンドウ操作系統のショートカットキーはやっぱりWindowsとはぜんぜん違う。
これもある程度はカスタマイズできるけれど、さすがにシステム標準だと変更できるのは限られてる。
未だに以下の2つはMacBookでもつい打とうとしてしまう。
- Winキー+矢印キーでウィンドウを上下左右に整列
- Winキー+Dでデスクトップ表示
Winキーはもうないけど、癖でCommandキーを押してしまいます。
Karabinerというアプリを使って出来る限りのリマップを試みていますが、
私の変えたいショートカットキーはOS X側の問題であまり対応していないみたい。これは悩みどころ。覚えるしかないか。
iPadとのデータ連携が強力
Apple IDひとつでiPadのブックマークも履歴もパスワードも全部Safariに引っ張ってこれてしまうのは偉大。
GoogleアカウントやGoogle ChromeでAndroidやWindowsでも似たようなことできるけど、連動性はAppleのほうが高そうな印象。
液晶のグレアは思ったほどきつくない
グレア(光沢感)のある液晶嫌いでなんとかしたいと思っていたのですが、
自宅の部屋で使うぶんには今のところあまり気になっていません。
でも、さっそく専用のアンチグレアフィルムもポチってしまったので、また変化について報告するかもしれない。
本体付属スピーカーの音質はあまりよくない
iPad Air2がやたら良かったのでちょっと期待したけど、それよりは劣る感じ。
スピーカーの位置はヒンジ(接続部)のところにあって、反響させているそうだからそれは仕方なさそう。それでも前に使っていたLIFEBOOKよりは良い音だと思う。
なんだかんだでWindowsと共通の部分も多い
Command + Cでコピーとか、さすがにそのあたりは共通させてきてくれてる。
右クリックに当たる2本指タップで出てくるメニューもWindowsのときに想定してたものが出てきてくれる。
もっともっと細かいところで全然違うかと思ったけどこのあたりはちょっと安心。
全体的な感想
すごく「バランスがいい」パソコンだと思う。
絶妙に「ここだけは妥協できない」点を抑えつつ、それによって他に妥協しなきゃいけない部分を最小限に押さえてくれている感じ。バッテリー持ちと画質とか、重さと薄さとか。
でもまだ「WIndowsには戻れない!!!」と言うには早いかな。
正直なところ、比較対象のWin機もかなり良かったし、そっち買ってもきっと不満はなかったと思う。
ぼちぼちWIn機がMacBookに追いつけ追い越せしてきてるのは間違いないし、
軽さと薄さでいったらAirはぼちぼち時代遅れになってきてるのかもしれないし、
もう1年後くらいには完全にWIn機がモバイルノートの市場に復活してきてる可能性もあるんじゃないかな。
AppleもAppleとて、いわゆる無印の12インチ新MacBookの路線が続いて、USB1ポートとかの機種ばかりになったら、またWinに出戻りするかもしれない。
APPLE MacBook (1.1GHzデュアルコア Intel CoreMプロセッサ/12型/8GB/256GB/USB-C/ゴールド) MK4M2J/A
- 出版社/メーカー: Apple(アップル)
- 発売日: 2015/04/11
- メディア: Personal Computers
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とはいえ、先のことはまた先に考えるとして、
現段階では前評判通りに満足してます。
Windows積んだあたりでまた使い心地を報告します。
今日はこのくらい。