ザザイズム

書くことは命の洗濯。日常で考えたことや国内外旅行記などつづっています。

旅行好きでもGoToしていないわけ

とうとう都民にもGoToキャンペーンが拡張されるそうで。
私は都民ではないから元々GoToできる。なんなら両親は長野に旅行してきてた。でも、結局使ってない。旅行どころか、日帰りの遠出だってしてない。

そんな現状へのもやもや感を文章にしてみる。

現状をいったいどう評価すればいいのかわからない

1月の末、武漢の病院に大勢の患者が詰めかける動画を観た。戦慄した。日本も間もなくこうなるんだろうな、と思った。

それから9ヶ月。いつの間にそんなに経ってしまった。


現状は、私の予想とは少し違った。まさにこの記事の雰囲気そのもので。
anond.hatelabo.jp

正直、なんとも半端な威力だと思う。
日本に限って言えば、おそろしく指数関数的な大爆発ではなく、でも後遺症リスクなどまだまだわからないことは多くて。インフルエンザよりはヤバいのは確かだろうけど、経済を止めたくないという誘惑に勝てるほどの驚異ではない。地味に、人々の判断力を疲れさせていく。そんな印象。


私もこの9ヶ月でじわじわと危機レベルを落としてきた。
マスクを1日何枚か替えてたのをやめ、
マスクの隙間を必死に埋める試みも減り、
帰宅したら即風呂の習慣も減り、
感染防止にメガネをかけていたのもやめた。

それで、今日まで生きながらえているのである。

通勤している彼氏や友人も今のところ感染していない。GoToした両親も2週間経って元気である。さすがに正常性バイアスの少しはかからざるを得ない。



青々としていく隣の芝生

今の私は、隣の芝生が青くなっていくのを眺めている状態なのだと思う。「まだ本当に青くしていいとは思えない」となんとなく不安というよりは罪悪感混じりの感覚を持ちながら。

GoToは逆張りで、感染や後ろ指さされるリスク負って密度の低い観光地を楽しむという行為だと思っている。逆張りって、魅力的なのは間違いなくて。旅先の混雑やオーバーツーリズムに敏感で悩んでいた私にとっては、またとないチャンスのはずなのだろう。

最近投資を始めたせいもあってか、逆張りとかそういうものに敏感になった。友人いわく大阪東京便なんかはすでにほぼ満席だったりするそうで、むしろ逆張りの底は過ぎているのだろうけれど。

今行かないと後悔するかもしれないし、行ったら行ったで後悔するかもしれない。どっちのリスクを負うかは、無意識に判断力をすり減らして行く感覚がする。



4、5月頃の完全自粛モードの頃のほうが、よっぽど気楽だったなと思う。幸福度がやたら高かった。

隣の芝生も全部自粛、ただ引きこもって内向型特性をフル発揮して楽しみ続けられた頃。

そして今。自粛を理由に先延ばしできることが減り、内向型であり続ける以外の選択肢が増え、引きこもりの新鮮味は薄れ、隣の芝生はどんどん青まっていく。

戻ってきたものは多いけど、妙に幸福感は低い。娯楽という娯楽がわからなくなってきた。最近は矯正のカウンセリングついでに外食したり映画観たり服買ったりで、外出の恩恵を享受している。けれども、引きこもっていた頃みたいな幸福感は正直そんなに湧いてこない。

そんな変な状況になっている。



なんでだろう。

基本リスクを多めに見積もるクセと、無力感をすぐ抱きがちな性格と、そのくせ隣の青い芝生にダメージを受けたがる精神。その魔合体のように思う。

そして、どんなに娯楽が増えようと、今まで一番上に据えていた海外旅行はなかなか戻らない。海外旅行はいつ行けなくなってもおかしくないとはずっと前から思っていたのに。いざ、すべての国に行けないとなると、そのダメージは想像以上に大きいようである。

国内旅行ならどうか。なんだか、計画の仕方がわからなくなっている。現実として引き寄せられる未来が浮かばない。行きたい場所はある。長崎、函館、離島、温泉。でも、それらを実行に結びつける道筋と決意が湧かない。ついでに割引制度が多すぎて調べるのがきつそうなイメージ。

こういうときこそバイクでは?とも思うけど。矯正に大金がかかることがわかりつつある今、バイク関連にはブレーキがかかってしまった。金銭面だけで見ればバイクも矯正も実現する道筋はありそうなのだけど、ただそこを切り開く気力が欠け落ちている。



GoToの青い芝生を眺めている感覚は、留学を決めた前の感覚に似ている。気になるけど4年生から留学はきついだろうと勝手に無力感抱いてダメージを受ける感覚。

私はどうしたいのかほんとうにわからない。ひとつやる気があるのは2021年〜2022年末年始のこと。マイルで、海外特典航空券取得にチャレンジしてみようかな、と。これまた調べることが鬼多いし取れるかどうかあまり期待できないけれど。キャンセルもしやすいだろうし。

希望を持てるのはそれくらいで。

9ヶ月間、本当に人生が止まってしまった感がある。この間人生が動いている人なんていくらでもいて、私はやっぱり青い芝生を見てばかりなのである。そして私は自分の芝生に水を撒いていいのかもわからなくなった。そんな虚無がここ数日どころか、数カ月、ずっと続いているように思う。





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