トルコ旅行の計画をすべく、地球の歩き方とLonely Planetを手に入れた。
地球の歩き方に至っては2019年版、完全にコロナ前の情報。物価やホテル、修復情報なんかは古くなっているんだろう。けれども、旅程のイメージをつかむには十二分に役立つ。遺跡や街がどこにあるとかは変わらないのだし。コロナ以降の細かい最新情報はLonely PlanetなりTripadvisorのForumあたりを検索しまくれば良さそう。
読み通して、最初のほうの旅程は見えてきた。
イスタンブールは最初の滞在は最低限にし、日程調整&お土産収集兼ねて最後のほうに日程を取る。
冬にどんどん近づいて寒くなりそうな内陸部に先に行く。
しかし、その後の選択肢が多すぎる。
ざっくり時計回りに、小さめな街に寄りながらバスあたりで細かく繋いで回っていくのが有力。Lonely Planetで3週間旅程として紹介されていたコースをベースに、いくつかの都市をスキップして南部沿岸や西部に足伸ばすイメージ。
出典:anatolian-circle-itin.pdf - Lonely Planet
もしくはトルコ内はもっと短期コースを取って、周辺国に寄るのも可能そうで気になる。地球の歩き方見ていると周辺国に陸路海路がだいぶ通っていて、近く見える。国が隣接しているの、島国からしたら久々の感覚過ぎた。
行きやすそうなのは北キプロス/キプロス。夜行フェリーがある。
ギリシャもロドス島あたり向けにフェリーが出ている。
イランもジョージア(グルジア)も陸路空路で行けて飛行機ならイスタンブールから2時間くらい。ついでで行くにはややもったいないかもしれない行き先だなと思いつつやっぱり気になる。
このご時世、3年ぶりの海外旅行復帰戦としてはトルコ全力のほうがのんびりできて良さそうだな〜と思うけど。最悪キプロスくらいは現地行ってから決めても行けそうな気がする。
計画 vs 無計画のバランス
無計画な旅行をしたいとずっと思っていた。
しかしながら完全に無計画というのはチキンな私には難しい。海外旅行ならなおさら。
計画旅行と無計画旅行の間にもいくつか段階があると思っている。
- レベル1: 泊まる宿も周る場所も時間の使い方も決めていて、予約系もバッチリ済ませている旅
- レベル2: 泊まる宿も行く場所もそこでやりたいことの候補はあるけれど、何をどの順番で周るかを決めていない旅
- レベル3: 今日泊まる宿と行く場所は決めているけれど、そこで何するか、どのくらい滞在するかをぜんぜん決めていない旅
- レベル4: 当日泊まる宿はおろか、行く場所すらも決めていない旅
旅程が10日程度まで、かつ同伴者ありなら出発前にレベル1~2くらいまで仕上げる。
だいたいひとり旅で旅程が2週間超えてくると出発前には冒頭1週間くらいがレベル1~2、後半がレベル3~4くらいの不確定度になりがち。さすがに行く国と国際線航空券くらいは行く前に決めるけれど、そこで何するかの細かい内容や国内線は旅しながら決めることになる。
今回は後者の半無計画パターンになるのだろうけれど。これに近い海外旅行したのは4年ぶり、41日間中南米旅行以来になる。
これだけ経つと、旅行しながら旅程を決める感覚を忘れてしまった。最後のほうのメキシコ10日とか出発前まるで何も決まっていなかった記憶なのだけど、それをいつ確定させたのかも思い出せない。振り返るとめちゃくちゃ良い旅程なのだけど、それを決めたのは一体いつだったのかがまるで記録にも記憶にも残っていない。
その上、以前より無計画に対する耐性が年々失われているように思う。旅程を組もうとすると過去に遭った旅先でのトラブル大小あれこれが浮かんでくる。事前にもう少し準備と注意があったら逃れられたトラブルはそれなりにある。
- 事前予約必須のスポットを知らず逃す
- 高原列車で薄着すぎ寒すぎて風邪をひく*1
- ピーク時期に宿が見つからなさすぎて酷い宿に泊まらざるをえない
- 旅程を迷っていたら行かないことにした町の宿を間違えて取って100%キャンセル料発生
- アパートメントタイプの宿を予約して深夜に締め出される*2
でも、これらのトラブルはほんの一部にしか過ぎなくて。大半のトラブルは事前計画では逃れようがないものだったと思う。
むしろ計画ギチギチにしすぎて計画が上手くいくかどうかを先回りして心配しすぎてしまって旅の没入感が削がれることもある。それでもどうしても不安にしがみついて決めない勇気を捨てたくなる。
計画と無計画、うまいバランスを見つけられなかろうかなぁ。周辺国入るかくらいは早めに決断しないと。
今日はこのくらい。
○今日の過去記事○