オランダに来てから嬉しいこと、筆頭。
乳製品天国。
オランダは酪農がさかん。
スーパーマーケットに行けば一面に広がる、チーズ、ヨーグルト、牛乳。
棚は日本の10倍近く広い。
私にとっては何より嬉しいのが、ヨーグルトの充実っぷり。
日本で400gパックのプレーンヨーグルトを夏季は2,3日で消費してた筋金入りのヨーグルト好き。
ヨーグルトさえ食べておけばとりあえず体調のことはなんとかなるだろうという根拠のわからない信仰心を抱いてます。
こっちでは500g、750g、1000gパックが手に入る。日本と同様の小さいパック入りのが6連くらいつながったヨーグルトも。
日本と比べたら割安。
シリアルやミューズリー、パン、バナナをはじめとする果物、何でもかんでもヨーグルトに入れて食べてます。神。
そんなヨーグルト大国の落とし穴。
いかんせん、あまりにもヨーグルトの種類が多すぎる。書いてある言葉もよくわからない。そんなヨーグルトの棚に、仕切りもなく何食わぬ顔して似たようなパッケージのヨーグルト?が並んでいる。
こうして騙されて買ってしまったヨーグルトのそっくりさんを紹介。
Kwark(クワルク)
オランダではメジャーなスーパー、JUMBO(ユンボ)で購入。
750g、約150円。量を考えれば安いヨーグルト。
のはずが、
ヨーグルトじゃなかった。
クワルクとは、フレッシュチーズの一種、いわゆるフロマージュ・ブランに似ているそうで。
すくってみるとすごくもったり。もったり具合と食感はギリシャヨーグルトにそっくり。
味はギリシャヨーグルトよりは少し淡泊。自分で水を切ったヨーグルトに近い。ヨーグルトかチーズか?と聞かれればヨーグルトと答えるであろう味。パンにジャムとかと一緒に塗るとおいしいらしい。
Crème fraîche (クレーム・フレーシュ)
これはオランダではなくフランスで買いました。フランスも乳製品大国。
旅行中だから一食で食べきれるサイズのプレーンヨーグルトが欲しいと思ったら、これくらいしか見つからなかった。200gで確か50円もしなかった激安ヨーグルト。
激安なのに超なめらか、クリーミー。ミルクの濃厚な味がする。
ウマー、と思って一気に食べきった。
食べた後、これはどういう種類のヨーグルトなのか気になり検索。
フレッシュ・クリーム。
サワークリームの一種で、生クリームを発酵させたもの。
要するにクリーム。
そりゃクリーミーなわけだわ。
よく見たら乳脂肪分30%。
生クリームの乳脂肪分が35〜45%。
ヨーグルトや牛乳の脂肪分が3〜4%。
さきほどのクワルクでも10%。
ヨーグルトの10倍。
カロリー表示をよく見ると、
「580キロカロリー」。
食べきってからじわじわくる胸焼け。
絶望。
ヨーロッパ来てから初めてお腹を壊しました。
間違えてみるのもそれはそれで貴重な経験だけど、
くれぐれもお気をつけ下さい。
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ブログに書きたいことが次から次へと積み重なってます。
旅行の移動中に書きかけた旅行記、初めてのクラブ、授業、買ったもの、持ってくればよかったもの、ボヤ騒ぎ、スマホ故障。
……あまりにも印象的すぎる出来事はたぶん後にまわしても忘れないから、今しか書けない思考やら、日常の小さいこと、なんかをメインで書き留めていくつもり。
今日はこのくらい。