春になって、気温が上がって。
春休み中の憂鬱感がびっくりするほど楽になりました。
のどとか胸のあたりにいつもぐっと詰まっていたようなものが取れた。
強烈なネガティブ思考がが和らいだ。
「開き直る」という術がやっと脳内に浮かんできた。
この前、友人に「気温が上がったら気分が落ち着いた」という話をしました。
そしたら、その返しにびっくりしました。
「そんなことって、ある?」
え、
むしろ、左右されない人がいるんですか。
ちょっとしたカルチャーショック。
もちろん、雨の日は憂鬱、とか、そのくらいは誰にでもあると思っている。
同様に、私の中では冬のあのいつも何か大きなものがつっかえた感じは、誰でも多かれ少なかれ持っているんじゃないかと。
そう思ってた。
でも、もしかして。そんなの一部の人にしかないのか。
私は中でもかなり極端な方なのか。
春に入って、明らかに気持ちが楽になった。
ジョギング再開できたし、
勉強もちゃんと集中できるようになったし、
これからの過ごし方についていくつかやっと決めて動けたし。
あれだけジタバタしてたのが、面白いくらいに楽になった。
そんな今から見ると、冬の自分はやっぱりどうかしていた。
冬と春の自分はどうも別人といってよいように思う。
何一つできないような強烈な無力感がすべてを打ち消していた時期があった。
料理もろくにできず、とりあえずすぐに食べられるものだけかじって生きてた時期があった。
でついでに、食べても食べても空腹感がやわらがない。みごとに太った。
まずいのは、あまりにもひきこもると、外に一歩踏み出す気力さえも失われそうになること。
運動すればいい。日に当たりに行けばいい。頭でわかってるのに、何もできない。
そうなったら、もう、果てしない悪循環に陥るよりほかない。
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冬になると気分が沈む。
そういうのって、「冬季うつ」、もっと正式には”Seasonal Affective Disorder(SAD)”っていうらしい。
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寒さというより、日照時間の短さが原因だそうです。北欧あたりではすごくメジャーだそうな。
日照時間。心当たりありすぎる。私の部屋は東向きで、朝くらいしか日が入らない上、防犯のためカーテンしっぱなし。
しかも朝起きるのは遅い、家にいっぱなし、となると、めちゃくちゃ日照時間短いのは確か。
私はこれにかかっていたのでしょうか。
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私が今度行くオランダもまた、冬季うつ大国だそうです。
なんでも、冬の日照時間は月4~60時間程度。1日に1~2時間日があるかないかくらい。
日本の冬は130~180時間くらいある。ざっと3~4分の1しか日照時間がない。
そして、冬が長い。
最低気温自体は東京とさほど変わらないけど、寒い期間が長い。気温だけ見ると東京の1月が4か月くらい続く感じ。
やばいな。
私、無事に帰ってこられるのか不安になってきました。
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寒くても気分が沈まない。そんな人ってどれくらいいるんだろう。
いつかは、年がら年中暖かい気候の場所に住みたい。
気温と気分の関係って、絶対あなどれない。
今日はこのくらい。