ザザイズム

書くことは命の洗濯。日常で考えたことや国内外旅行記などつづっています。

トラベルブルーは3度来る

今までの経験を振り返って気づいた。
旅行前のトラベルブルーは、3度来る。
航空券購入時、
出発1〜2週間前頃の休日、
出発2,3日前。


航空券購入時は、死ぬほど悩む。旅程、行き先、航空券の時間、乗り継ぎ。全てを考慮しきるには非常に骨が折れる。

出発1〜2週間前頃の休日には、準備まともにしなきゃと焦る。買い物に走り回る。買い回りに疲れて、包装ごみの山の前で力尽きる。

出発2,3日前には、やっぱり準備不足で劇的に焦る。

前回は2発目。
今は、3発目のトラベルブルーをくらっている。



荷造りと社会人生活の相性の悪さ

荷造りはしんどい。買い物なら電車からネットでポチポチできるのに、荷造りはそうはいかない。物理的に家にいないといけない。カオスな我が家の中から必要な物を引っ張り集めなければならない。
面倒なのは、奥深くに放り込んだ夏服を引っ張り出すこと。最低限の化粧品類を選定し、大ボトルものは詰め替え、当日朝に入れるものと今から入れていいものを仕分けること。
救いはLCCじゃないこと。荷物の重量も容量も今回は気にしなくていい。それだけで劇的に楽になる。
楽なはずだけど。いつもみたいにバックパッカースタイルど真ん中よりはもう少しまともな見た目になれる物を詰めていこうと考えると悩む。欲張りだ。でも欲張らずにはいられない強迫観念。

明日も明後日も夜は遅い。今日中に荷造り8割方終えないといけない。

そんな現地でだって買えないものなんてほとんどないはずなのに。むしろそのほうが思い出に残るはずなのに。いつだってドアを出た瞬間に解脱したかのように荷物の懸念が頭からすっ飛ぶのに。

予定は予定を吸い寄せる

しかも一度は行ってみたかった海外出張が、休暇期間丸かぶる形で発生。非強制だから休暇キャンセルにはならないけど、海外出張機会はわりとレアそう。たまたま今の環境だと機会があって、1回は同行してみたい、と話してた。行けるかははダメ元と思ってたけど、あまりの被りっぷりで深く残念に思う。
既に忘年会やゼミのOB会と被ってしまっている。それらは、残念だけど予想の範囲内。だけど、こればっかりはタイミング悪すぎて凹む。


社会人×休暇×旅行ってこんなに大変なの……とちょっと絶望感がある。
今回は、上手く休みに入る方法とか、上手く社会人として旅する方法とか、そういうものの修行なんじゃないかと思えてくる。


こうやって行く前にわくわく感を吸い取られていたほうが、むしろ現地行ったらギャップで元気になるんじゃないかな……そう願いたい。