北海道旅行に行った帰りに愛用のXpeiaを紛失しました。
旅行自体は本当に素晴らしかったです。トップシーズンで、天気抜群で。
問題は帰りでした。
画面を割った
まず、最終日の夕方にスマホを落として画面を割ってしまいました。
石がごろごろしてる舗装されてない地面の上で、石が画面にクリティカルヒット。
XperiaはiPhoneとかと比べてそう簡単に割れないそうなのですが、
いったん割れるとほぼ確実にタッチ機能も壊れて操作不能になってしまいます。
割れた直後は画面の3分の1くらいしかタッチが効かなくなりました。
ギリギリ親の携帯番号を確認してメモとるくらいはできたものの、そうこうしているうちにだんだん使えない範囲が広がっていく恐怖。
結果的にうんともすんとも言わなくなり、パターンロックも自動的にかけられてしまい、
ただLINEとメールの通知音を鳴らすだけ、起動できるのはロック画面とカメラだけ、という状態に。
修理代も痛い。
SONYの公式修理では3万越え、非公式の店舗では1万7千程度とのこと。
目の前真っ暗。
7月16日 ジェットスター20:35発便
新千歳空港発、成田行きのジェットスターを予約していました。
そしたらみごとに遅延。30分程度の遅れ。
出発時刻直前になっても待たされるばかりで、どれくらい遅延するかのアナウンスがない。
終便で終電も迫っていました。搭乗口ゲートの待合室は一気に焦りムード。
新しい到着時刻の10分前くらいにトイレに。
もう搭乗がはじまるであろう時刻なので非常に焦る。
ロック画面の時計を何度も見てました。
その記憶はやたらはっきりある。
トイレからダッシュで出たときにはやはり搭乗が始まっていました。そのまま気を休めることなく搭乗して、荷物をキャビンに入れて、手回り品袋の中を見ました。
スマホがない。
ない。
ない。
スマホのロック画面で時刻を見ていた記憶。
絶対トイレに置いてきた。
そう確信しました。
しかし、
私自身機体の前方席だったので最後のほうに乗り込んだのもあり、
手回り品袋の中を何度も確認しなおしたのもあり、
搭乗はほとんど終わってしまいました。
今CAさんに言えばダッシュで取りに戻れないかな、
いや、無理でしょう。
もしここで言い出して、さらに飛行機遅らせでもしたらそれこそ耐えられない。
それに、終便だし、
この搭乗口ゲートはもう使われなくなって誰も入らず、
夜間清掃か何かで回収される可能性は高いだろう。
何より、あんなバキバキに割れて使えないスマホなんて、盗まれないだろう。
わざわざ修理しなきゃいけないんだし、
ということで、黙っていました。
この判断、後悔しすぎて大後悔時代です。
成田に到着
のち、成田空港に着いて、沖留めなのに焦って、
バスから降りたらそのまま終電に向かってダッシュしました。
成田の第3ターミナルから駅への長い長い通路をひたすら走りに走る。
大後悔時代その2。
空港ついてからもジェットスター側になにも言わなかった。
ジェットスターの遺失物担当の電話って朝9時から21時まで。それ以外の時間は英語対応でどこかの国につながるから二度手間。
このときに一言でも声かけておけばもうちょっと違ったんじゃないかと。
しかも、意外と時間に余裕持って終電をゲットできた。
必死だったから正確には覚えていないけど、
着いたのが40分、沖留めでバスで荷物受け取り場まで着いたのが45分くらい。
そこからダッシュで15分は間違いなくかからなかった。10分強、11~12分くらいだったか。
それならほんの1分だけ、一言だけでも、ジェットスターの人に声かけておけばよかった。
一回友人のスマホを使って、「My Xperia」というサービスで位置探索をかけてみました。
すぐには位置情報が取れなかったのですが、1時間後くらいにメールで現在位置が送られてきました。
やっぱり予想通りにトイレに忘れてきたようです。
0時段階でこの位置なら夜のうちにきっと回収されるはず、と自分に言い聞かせつつ寝ることに。
大後悔時代その3。
遠隔ロックすればよかった。
「My Xperia」は位置情報取得のほかに遠隔ロックもネット上からできます。
Xperia以外でも「Anroid デバイスマネージャー」とか「iPhoneを探す」でできるはず。
Androidを探す「Androidデバイスマネージャー」 - むじん島
普段のロックは複雑なパターンロックを使っていたし、そもそも画面が壊れてパターンを入力することも不可能だったので遠隔ロックはしませんでした。
でも、「電話番号と任意のメッセージをロック画面に表示する」機能があったんです。
これをやっておけば間違いなく見つかる率は上がっただろう。そう思うだに悔しい。
7/17-18 さよならXperia
翌日昼12時頃、ジェットスターに電話で問い合わせました。
「ジェットスターのコールセンターはつながらない」とよく聞いていたのですが、即つながりました。
空港カウンターに問い合わせをするので明日まで待ってほしいとのことでした。
もうこのころにはいくら問い合わせても位置情報も送られてこなくなり、
電話をかけても
「電源が切れているか、電波の届かない場所にあります」と返ってくるようになりました。
My Xperiaからロックをかけて、電話番号とメールアドレス、名前をロック画面に表示するように設定しましたが、もはやそれもできなくなってしまったようです。
その日の夕方17時頃にメールが届いて。
「お忘れ物に関して、弊社空港カウンターに確認致しましたが、
弊社では、拾得物の保管はございませんでした。」
とのこと。
それから
- 空港の警備室
- 空港の警察
- ANAの遺失物担当(搭乗口ゲートが近い)
にも電話したけど、やはりなかった。
翌日も電話したけど、答えは同じ。
2日間返ってこなかったらもう望みはないだろうと。
特に保険もかけていなかったし、
Xperia J1 Compactとは完全にお別れすることに。
買って半年ちょっと。
たったの6時間くらいの間に、
画面を割って、置き忘れて、紛失して。
深夜0時には間違いなく空港のトイレにあったのに、
帰ってこなくなった。
深夜には清掃も何もなく気づかれないまま、
誰か翌朝の便で来た人に持ち去られてしまったのか、
壊れて捨てられたスマホと勘違いされて捨てられたのか。
ショックでならない。
不運というにはスマホにかわいそうなくらい、
ぜんぶ、自分の不注意、自業自得なのはまちがいないけど。
留学前で猛烈な勢いでお金が飛んで行ってる時に、また痛い出費が加わってしまった。
教訓
- 紛失物に気づいたら、たとえ取りに戻れそうになくても即申し出る
- 成田第三ターミナルから駅までダッシュで13分くらいあれば着く
- 遠隔ロックで連絡先を表示させておく
不幸中の幸いだっていっぱいある。
連絡先も写真も、ほとんどのデータはすでにクラウドでバックアップ済み。
失われたのは旅行中の写真データとSMSと一部のLINEくらい。
旅行中の写真も友人がたんまり撮ってくれてるし、
LINEも昔にとったバックアップと、iPadに蓄積されている分がある。
終電だって間に合ったし。
通話以外はiPadとWiMaxでしばらくはしのげる。
……そう言い聞かせてるけど、当分ショックは抜けそうにない。
早く新しいのを買わないといけない。
セールで1万円台になってるASUSあたりを買うか、
それともXperia Z3 Compactの中古を2万円台後半で買うか、
で悩んでます。
iPadに合わせてiPhoneにする説もなくはないけど、
高いの買ってまたなくしたら辛いし。
iPadやパソコンと比べて、サイズ的にも持ち運ぶ頻度でいっても、なくす率は高いだろうし、
スマホはあまり高いのを買わないほうがいいのかもしれない。
そう思ってしまうくらい、ショックが抜けない。
新しいスマホ選んだらまた報告します。
今日はこのくらい。