先日、スマホをなくしたので新しくZenfone 2 LaserというAndroidスマホを購入しました。
買う際の条件
予算控えめ(上限3万程度)
とにかく予算を抑えたかった。留学前&パソコン購入でお財布が逼迫していたのであまりスマホに割く余裕はなかった。
よって、あまりスペック自体は高くなくてOK。そもそも遅延にシビアなゲームとか全くしないし。
この点でiPhoneは一発脱落でした。
iPadもMacBookも持ってるんだし、これを機にAppleに統一したら便利だったかもしれませんが。
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最初からSIMフリー&対応周波数が多め
留学先で同じスマホを使いたい。
もうじき留学に出発してしまうから、三大キャリアで安く買って半年後SIMロック解除申請……なんて悠長なことはしてられない。
周波数の話は前回のスマホ購入した際の反省から。
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画面サイズはできれば4インチ台、最大でも5インチ
画面の小さいスマホは今や選択肢がとんでもなく少なくなってしまいました。
本当は4インチ台がいいのですが、それだと選択肢があまりにも限られるので最大で5インチ。
購入候補
Xperia Z3 Compact
【SIMフリー】 Sony ソニー XPERIA Z3 Compact D5803 [並行輸入品] (ブラック)
- 出版社/メーカー: Sony
- メディア: エレクトロニクス
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名機としてかなり長らく人気を誇ったらしい。中古でも2万台後半からと、あまり値落ちしてない。
ちなみに後継機のXperia Z5 Compactは完全に予算オーバー。
ASUS Zenfone 2 Laser
Xperiaと比べると非防水だし、サイズも大きい(5インチ)。でも、海外発SIMフリー機として対応周波数はそれなりに多いし、スペックも評判も値段の割にそこそこ良いみたい。
GPSがイマイチらしいけど、対処法もあるみたい。
人気機種らしく、情報やらレビューやらもかなり豊富。
何より、安い。
たまたまでセールやっていました。またもや楽天モバイル。
税込15,012円。
楽天モバイルのセールなので、楽天モバイルと契約する必要がある。
けど、データSIMで契約して即時解約すればOKっぽい。
楽天モバイルには大きくわけると3つのSIMがあります。
- データSIM(SMSなし)
- データSIM(SMSあり)
- 通話SIM
この中で、データSIMは最低契約期間も解約金もない。
したがってデータSIM(SMSなし)・ベーシックプラン(525円/月)で契約して、初月に解約すればいい。
ちなみに、
- 契約月の料金は無料
- 毎月15日までに解約すれば当月解約
- 毎月16日移行の解約の申し出の場合、翌月末解約の扱いになる
- SIMカードは解約時返却の必要あり、送料負担
ということで、私が今から解約するとしたら、
翌月分の料金525円
+
契約時事務手数料3000円
+
返却時郵便代82円
=3607円
を払えば端末だけが手元に残る計算に。
あれこれ調べてみたけど、この即時解約を一回やったところで特にペナルティの対象になるようなことはなさそう。
shiromcom.exblog.jp
公式でも5回線近くを一気に申し込みしない限りは大丈夫そう。
キャンペーン等の特定期間において、同一のお客様による複数枚(最大5枚)のお申し込みがあった場合、当社からお客さまへお問い合わせさせていただく場合がございます。また同一ご住所での異なるお客様氏名による複数のお申し込みについても、当社は同一のお客様とみなす場合があります。
楽天モバイル:注意事項
というわけで、買っちゃいました。
Zenfone 2 Laser到着
7/20に申し込みして、7/23に届きました。
Xperia VL→Xperia J1 Compactと、4年間Xperia一筋だった私。
はじめての浮気。
はじめてのASUS製品。
どきどき。
やっぱり大きい
左がZenfone(5.0インチ)、右がXperia VL(4.3インチ)。
0.7インチ≒1.7cmの差はさすがに大きい。
5インチにしては持ちやすいのだと思う。背面にカーブがあるぶん支えやすい。
片手モードなるものが装備されているからある程度片手でも操作しやすい。
でも、やっぱり大きい。
やたらめったら手の小さい私からするとちょっとつらいものがある。
片手モードなしで片手操作しようとすると本当に画面端に手が届かない。スマホ支える指を想いっきり動かしても届かない。
片手モードにしても、片手だと支える感じはやっぱり心もとない。
ついでに電源ボタンが上部にあるから、片手操作だと少し持ち替えないと押せない。
落とすの怖いしいわゆるバンカーリングをつけてしまおうか悩む。
- 出版社/メーカー: i&PLUS
- メディア: エレクトロニクス
- この商品を含むブログを見る
裏蓋を開けるのにコツがいる
SIMやSDカードを差し込むのには裏蓋を開ける必要があるのですが、これがちょっとコツが要る。
クレカなどの何かしらのカードがあればあっさり開く。逆に言えばわざわざカードを用意しないと開けられない。
レスポンスは普通に良好
以前使っていたXperiaと比べてほとんど気になるような場面はないです。
ポケモンGOとか重いゲームをするとさすがに少しカクつくことは増えるけど、許容範囲内。
Android Lollipop & ASUSのUIにびっくり
今まで使っていたXperia J1 CompactがAndroidの最新版OS、Lollipopに対応していませんでした。今までKitkatという一代前のOSを使っていました。
ZenfoneはデフォルトでLollipop。ついでにUIもASUS仕様。
見た目も使い心地もぜんぜん違う。ものすごい違和感。
ちなみにXperiaはこんな感じでした。juggly.cnさんから引用。
Xperia Z1 / Z1 Compact / Z UltraのAndroid 4.4.2アップデートにおける通知パネル・ステータスバー関連の変更内容を紹介 | juggly.cn
デザインだけで言えばXperiaのときのほうがスッキリしてて好きだった。
ただ、Zenfoneだと今つながっているWi-Fi名が表示されるのとか、デフォルトでメモリ解放が入ってるのはちょっと便利。
スクリーンショットが無音で撮れる
デフォルトでスクショが無音。これは助かる。すばらしい。
電源ボタン+音量ボタン長押しか、右下のアプリ履歴ボタン長押しで撮れます。
プリインストールアプリ大量発生
プリインの量がすさまじい。ASUSオリジナルのアプリが特に多い。
鏡とか懐中電灯とかむしろ今までなぜプリインでなかったんだろうって思うようなものから、一瞬でアンインストール・無効化の対象になるようなものまでいろいろ。
Xperia J1 Compactのときの印象から、SIMフリーは基本プリインが少ないと思ってた。ちょっとびっくり。
root化して完全アンインストールしてしまおうか悩む。
バッテリー持ちは良好
スリープ状態ならかなりもつ。Xperia J1 Compactのときとそんなに変わらない
重いアプリを使うとか連続起動したらそれなりに減る。
そしてちょっと嬉しいのが「バッテリー取り外し可能」なこと。
バッテリーのヘタり具合は未知数だけど、これならすぐ交換できるし、交換バッテリーを持ち歩くこともできる。最近のスマホだと取り外せないのばかりだし、嬉しい。カメラはまあまあ
Xperiaよりはさすがに劣るのはまあ仕方がない。
でも思ったよりちゃんと写る。
オートでパッと撮るとこんな感じ。
ちょっとノイズ乗りやすいのと、全体的に彩度低めなのが気になる。ディスプレイ自体の発色が控えめなせいもあるかもしれない。レタッチしたくなる。
カメラのモードと設定項目はやたら充実してる。
マニュアルモードなんて
- ホワイトバランス
- 露出
- ISO感度
はまだわかるけど、
- シャッタースピード
- マニュアルフォーカス
- ヒストグラム
- 水平器
まで表示・設定できる。これの中央に出てるのが水平器。
遊びがいがありそうな感じする。
あと、びっくりしたのがインカメラ。
やたらと綺麗。
Xperia J1 Compactが約220万画素だったのに対し、
Zenfone 2 Laserは500万画素。
約二倍。そりゃ違うわ。
背面中央にある音量ボタンがシャッターボタンになっているのも意外と使いやすい。
Xperiaはサイドにシャッターボタンがあったけど、ブレさせちゃいそうであまり使わなかった。
カメラの性能をもっと詳しく知りたい方はこちらの記事がおすすめ。大変詳しくレビューされています。
note.mu
ジャイロセンサーがない
ジャイロセンサー(傾き検知センサー)がない。
これがないとポケモンGOでARモードが使えない。
ふだんOFFでプレイにしてるけどちょっと残念。
WiMAXの認証に苦労
WiMAX2+ HWD14で通常の接続だと、何回やっても「認証できませんでした」という表示が出てしまう。
WPSで一回接続したらそれ以降は自動的につながるようになりました。
設定→Wi-Fi→詳細設定→WPSプッシュボタン
で、ルーター側もWPS接続設定みたいなところを探して同時に操作。
SONYのノイズキャンセリングイヤホンが使えない
ウォークマンの純正ノイズキャンセリングイヤホンを愛用しています。
ソニー SONY イヤホン MDR-NWNC33 : ノイズキャンセリング機能搭載ウォークマン専用 カナル型 ブラック MDR-NWNC33 B
- 出版社/メーカー: ソニー(SONY)
- 発売日: 2010/05/01
- メディア: エレクトロニクス
- 購入: 3人 クリック: 105回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
これ、Zenfoneじゃ使えない。ボーカルや一部の音が消えて聞こえる。
iPhone、iPadでも使えなかったので、むしろ対応している方がレアのもよう。
百均の安いイヤホン延長コードを入れると使えるようになるという話を聞いたので今度買ってきます。
GPSは確かにいまいち
今いる場所を確認する分にはふつうに使えます。室内でも十分認識してくれる。
問題は移動時。
移動しても地図上のピンが移動しなかったり、移動方向を認識しなかったり。
止まったと思ったら数十秒後にやっとつながって、急に位置が飛んだり。
ポケモンGOやってるとすごく顕著。
ポケストップの目の前にいるのに、アプリ上ではまださっきいた場所に立ち止まってることになってて、「ストップに近づいて下さい」なんていわれてしまう。
対処法もいくつかあるもよう。
- 高精度モードにする
- アップデートする
- アルミテープか銅テープをカバー裏に貼る(参考:Zenfone2 LaserのGPS精度を上げる方法 | あうとニュース)
- 端子をいじる(参考:ASUS Zenfone2 GPS感度不良を直す - シングル スマイル)
上2つをやったけどまだいまいちなので下2つもトライしてみる予定。
感想
コスパの高い機種。という印象。
これだけの性能で2万以下〜2万ちょっとで買えるのは間違いなくすごいこと。
人気機種なのは当然としかいいようがない。
細かく見ていったらそりゃ不満点ないわけではないです。
でも、ものすごくヘビーなゲーマーとか、めちゃくちゃ高精細な画面求めてるとか、そうでなければ十分じゃないかと思う。
今日はこのくらい。