ザザイズム

書くことは命の洗濯。日常で考えたことや国内外旅行記などつづっています。

MSペイント廃止で思い出す「2000年代女子ホムペ文化」

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MSペイントが次のWindowsアップデートで廃止予定か?というニュースが駆け巡りました。
ただ、実際は即廃止ではなく、廃止予定リストへの掲載&OSに標準装備されなくなる見込みだそうです。
参考:Windowsの「ペイント」は消えない | ギズモード・ジャパン

どちらにせよ後継ソフトの「Paint 3D」との代替わりの時期だということでしょう。

私がパソコンにはまった大きなきっかけはペイントいじりでした。
ペイントいじりから発展して画像編集にはまりだし、あれよあれよと10年超えの趣味に。そんなきっかけをくれたペイントのこと、ここ最近ずっと思い出してなかったので思い出してみる。


ドットとジャギーの時代

今のペイントはグラデーション感のあるブラシが揃っているけれど、
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私の頭のなかでペイントといえばこっち。Windows XP以前のバージョン。

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有無を言わせないシンプルさ。
原色ぞろいのデフォルトパレット。
「なめらか」「グラデーション」「アンチエイリアス」なんて概念は存在しない。
ギザギザ・カクカク・ジャギー至上主義。


そんなペイントの強みを活かせるのは、ドット絵一択だった。


世間一般でドット絵といえばゲームグラフィックだけれど、
私の頭のなかでは、「女子小中高生ホムペ文化」と結びつく。

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2000年代にふみコミュニティなんかを中心に女子小中高生がこぞって個人ホームページを作った頃、一世を風靡した「ドット絵素材」。
私もどうドットを打てばハートやキラキラに見えるか、当時はもう10個くらいパターンを覚えていたはず。
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「はりゅびっとわん」「スチャラカ文字」のようなビットマップフォントが流行りもした。
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待ち受け画像やロゴも下2つみたいなジャギーを残したギザギザ感のある処理が好まれた。
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もちろん「著作権マーク(著マ)」はドット絵。
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あのギザギザ、ジャギーたちは一体どこへ消えたのか。

画面の解像度が上がるとドット絵はどんどん小さく表示されるようになっていってしまうか、拡大されてぼやけてしまうようになった。



暇つぶしペイント

小学1年生でペイントをいじりはじめてから、暇つぶしの技もいろいろ学んできました。

例えばエアブラシ。
見れば一目でペイントで描いたとわかる代表的な機能。
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これを押しっぱなしにして黒く塗りつぶすまで待つ。

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最後の白い一点がすぐ埋まるときとそうでないときのバラツキがあるのがポイント。



例えば、ペイントで描く簡単イラスト講座さんで知った「変わり筆」機能。

これを使ってバーコードもどきが作れる。
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両方ともに特に意味はまったく無い。





そんなふうにずっとお付き合いしてきたペイント。
PictBearやフォトショに乗り換えていってもずっと、ちょっとした作業をするには軽くてついつい立ち上げていたペイント。

Macに乗り換えてから縁遠くなったけど、
高機能なフリーソフトはいくらでもある時代だけど、
Mac画面表示やらWEBサイトやら、隅から隅まで「なめらか」全盛期の時代だけど、
たまにはペイントみたいな最低限の機能でギザギザジャギジャギな雰囲気が懐かしいなと思う次第です。



今日はこのくらい。



◯今日の過去記事◯
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