ザザイズム

書くことは命の洗濯。日常で考えたことや国内外旅行記などつづっています。

GWは片づけ祭を開催しました

GWは8割がた片づけしてました。

基本的には今アメリカで話題のこんまりメソッドに沿う形で、バッサバッサとモノを減らしまくり。
否応なしにモノや思い出との付き合い方を考え直させられた。

気づいたこと思ったことをメモしていきます。



残すもの仕分け×ゴミ分別の同時並行は破滅への道

途中から片づけが苦しくて仕方なくなった。
本と書類は2日くらいで一気に片付いたのに、小物雑貨類の整理で一気にペースが落ちた。

ひとつの理由は、体を痛めたから。背中と肩と足の激痛に襲われて寝込んだ。布団も広げられないような床に広がるカオスをどうしたら良いのか、痛む体で深夜に途方に暮れた。

もうひとつの理由は、全く進んだ感じがしなかったから。服や本や書類はかさばる分、わかりやすく部屋のスペースが増やせる。スッキリ感を実感しやすくモチベも上がる。小物類は数が多い割に一個あたりの体積は少なく、なかなか先に進まない。床に広がるモノたちがまったく減っていかないのは本当に苦行だった。



これらふたつの理由の根本的な原因は「無駄にマルチタスクしたから」。
具体的にいえば、モノをいるものといらないものに仕分けると同時に、ゴミの分別をしていた。可燃不燃の仕分けどころか、時にはスプレー缶を空にする処理にまで手を出した。

マルチタスクしてしまうと一気に効率が落ちる。



まず、分別する動作によって手腕の動作範囲が広がる。何度も腕をグッと伸ばす動作をしたのが体を痛めた根本原因。

頭も無駄に疲れる。「必要か不要か」を判別する思考と「どう捨てるか」を考えて実行するのは本来全く別の行為。これを一緒にやると、脳内スイッチを高速で切り替え続けることになる。

始めから完璧な文章を書こうとして、前に進みながら後ろに戻ろうと超高速反復横跳びしてるような状態に陥るのに似ている。
卒論書けない病に「フリーライティング法」が効いた話 - ザザイズム

そもそも小物って服や本みたいに均質な材質じゃないぶん、分別に猛烈に時間を吸われる。だからせめて捨てる捨てないの仕分けを先にして「この山を捨てれば終わり」という終わりがハッキリ見えないと心が疲れる。


これに気づいて、「仕分けが先、どう捨てるかは後」にしたら、一気に楽になった。
小物だと分別すぐできる気になっちゃうけど、やめといたほうがいい。



ファッション迷子になった

服をバッサリ捨てた。
大半は着古してくたびれた服。似合わない、しっくりいかない服も手放した。手放すのは痛みを多少なりとも伴うもので。次に迎える服は確実に100%似合って気に入る服でありたい。そう真剣に思い直した。

あまりにも損耗しすぎた服を買い足すべく買い物に出かけた。
絶望した。服の選び方がわからない。

基本的に残す服の基準が「20代後半を戦える、私に確実に似合う服」。一体それはなんだろうと思ったとき、優柔不断を超えて混乱した。もう服選びに失敗して捨てる痛みを味わいたくはないし、服単価も上げていきたい。そう思うと選べる服が本気でわからなくなった。


いま、私史上最高にパーソナルカラー診断と骨格診断に興味が湧いている。客観的な指標がほしすぎる。自分の予想だと、イエベ春か秋、骨格ストレートタイプ寄りかと思っている。

カラーは自信ないけど、骨格は残した服の傾向からわりと確信を持てている。調べると、素材のしっかりした高見え・ジャストサイズな服が良いみたい。そうしたら、服単価も上げたい。なおさらちゃんと自分に似合うものを選べるようにならなきゃダメージも大きい。
どこで診断しようかが悩む。有名な松坂屋のとか予約取れなさすぎてつらいし、2万くらい財布突っ込んで腹くくってきたほうがいいかな……と思い始めている。でも誤診断が発生して診断迷子になる人もいると聞くと、サロン選びも大変だな……と思う。この熱が冷めないうちに一回やりたい。



デジタル人間でよかった

物理的なモノって、管理大変すぎませんか。

個人情報が満載の郵便物を発掘するたびに処理の面倒臭さを思うし、
重たいゴミ袋を何個も持って徒歩1分程度のゴミ置き場を往復するのは疲れるし、
本も書類もちょっと積み重ねたらあっという間に凶器のような重さになるし、
書類の入っていたクリアファイルを積み重ねるとそれもまた凶器のようなカサになるし……。

これがデジタルデータなら、
捨てたきゃショートカットキー一発で分別不要だし、
ファイル数増えたら動作重くなるかもしれないけれど適度にフォルダやハードディスクを仕分ければなんとかなるし、
クラウド上に保管すればネットさえあればどこからでも見れる。


最高すぎない???
デジタルネイティブ世代で良かった〜〜〜!!!


そのうちデジタルデータの整理も必要だろうけど、モノよりはずっと楽なはず。デジタル機器自体の処分もちょっとめんどくさいけど、少なくとも全身を痛めて寝込むことはないだろう。最高。




どうにかケリつけます

これ書いている段階では、まだ片づけきったわけではない。
体感的な進捗は、仕分け9割、収納7割、処分(実際に家の外に出す)4割。
捨てるほうは収集の日とかに縛られるから仕方ないにしても、仕分けと収納は全部終えなきゃ。

一人暮らし始めたら、実家に残す私物が限りなくゼロになるのが私の理想形。
体痛めない程度にもうひと踏ん張りします。


今日はこのくらい。




◯今日の過去記事◯
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