何かの「約束」のために外出しなきゃいけなくなるのに、まったく外出したくなくなる時がたまにある。
楽しい予定のはずでも、出かける支度がほとんど終わっても、ドアが異様に遠く感じてしまう。そんな状態。
せっかくじんましんが治ったはずなのに、
週末いっぱい人に会えて楽しめたはずなのに、
ゆっくりたっぷり眠れたはずなのに。
重度の何もしたくない病にかかってしまい、
夜にあった予定までに課題を終わらせるはずがまったく進まず、
約束も楽しいことのはずなのにとにかく行きたくなくてしょうがなくて
部屋でコート着るまで仕度したまま動けなくなってた。
ベッドの上に倒れ込んで、
まるで保育園行きたくないと駄々こねる子どもか何かみたいになっていた。
ルームメイトが部屋に帰ってきたあたりではっとして、
なんとかぎりぎり外に這い出して、
ずるずると約束の場所に向かったらそれなりに楽しくて、
今度は寒い中帰るのが嫌になった。
寒いし雨降ってるから動きたくなかっただけなのか。
じんましん騒動と旅行との連続で気が張って疲れが溜まっていたのか。
課題がまったく進んでなかったせいか。
それにしたってあんなに重力と一体化したようなことにはそうそうならないだろうに。
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約束の直前になると、急にしんどくなる。
こういう人は意外といるらしい。
約束したけど…直前になって面倒になるのは何故? - NAVER まとめ
一旦外に出てしまいさえすれば、もう戻るほうが面倒になってくるあたりまで同じ。
この現象をひとことで表す言葉ってないものなのかな?
英語でかろうじて近そうなのは「flaky」という形容詞。「flaky friend」で、「遅刻やドタキャンばっかりでする友達」。
「flake」だと「ドタキャンをする」という動詞。
ただ、私はたいていこのflakyになりそうでならない人。ドタキャン自体はあまりしない人なはず。
だからやはりこの状況にピッタリ来る言葉じゃない。
flaky予備軍でギリギリ留まっている、いや、なりかけている、そんな状態。
「約束前におっくうになるあの状態」
「行ってしまえば楽しめるあの状態」
何かいい呼び方無いのかな。
「約束前症候群」って雑なネーミングしか思いつかない。
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最近、つねに頭にもやがかかったようなような感覚になっているのも「約束前症候群」に拍車をかけたように思う。
でも、頭にもやもなくすっきりしていて精力的な自分って想像できるか?
それすらもできなくなっているように思う。こっち来るまでも、来た後も、そんな日があったのかさえわからない。
根っこがひきこもり体質なんだろうけど、
かといって今は寒すぎて外こもりもしにくい。
自転車で散歩しようにもひたすら雨ばかりの寒いシーズンに突入してしまったから困難になってしまった。
寮の部屋にしたって相部屋だし、
完全に一人でじっとして充電できる場がないのはなかなかな問題のように思う。
今日はこのくらい。
◯今日の過去記事◯
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