ザザイズム

書くことは命の洗濯。日常で考えたことや国内外旅行記などつづっています。

遺伝子検査してみたら上位3%の内向型だった話

最近、GeneLife Myselfという遺伝子検査を受けてみた。

自己分析に重きを置いた検査で、行動や性格の傾向がわかる。以前GeneLife Genesisという遺伝子検査を既に受けており、特別価格で安く提供されていたので買ってみた。

これがなかなか興味深かった。


薄々とわかっていたにしてもここまで極端だとは

一通り見て、爆笑したのが外向性。
遺伝子的には「低い傾向」、つまり内向型だという。しかも遺伝子だけで見たら上位3%の内向型。

どんな性格診断受けても確実に内向型が出るし受けずともわかりきっていたことだけど。まさかの上位3%。遺伝子だけで見れば世の97%より内向体質。もう開き直るしかない。





失敗を避ける傾向が強いのも笑った。遺伝子的にいえば上位4%に入る失敗嫌い。

過去にあったネガティブな失敗から学ぶ度合いが強いらしい。成功をめがけてトライするより過去の失敗を回避する傾向があると。心当たりしかない。



上位30%の夜型遺伝子持ちでもあるし、これだけ見るとまぁよく社会で生き延びてるなというスペックだなあと思ってしまう。

www.zazaizumi.com



わかるような意外なような

そんなもんなのか、と思う結果もある。

新規性探求、つまり好奇心の強さは低めの部類で、下位22.7%。

新しいものよりも慣れ親しんだものを好みやすい。直感的にはちょっと違う気もする。海外旅行とか見たことのない食べ物開拓とか好きだけどなぁ、と思う。けれど一方で下調べしまくりながら慎重に新規開拓している感はある。

後天的に新しいものの楽しさを学習してはいるけれど、遺伝子的には新しいものへの抵抗感が強そう。



社会性や協調性もわりと良いほう。


内向型というだけで人との関わり遮断しているわけではないし、反社会的な人間ではないはずだし。これは自己評価が過小評価ぎみなのか、後天的に苦手意識が強まったのかもしれない。



自分でも調べてみた

遺伝子検査の結果を元に自分で論文を漁ってみると面白い。

たとえばCOMT遺伝子。Myselfだと失敗を避ける傾向や支配欲の結果に使われている。




例えばこういったサイトを使うと、COMT遺伝子が他にどのような特性に関わっているのかを見られる。

selfdecode.com
www.snpedia.com


俗にAA(Met/Met)型はWorrier(心配性)遺伝子、GG(Val/Val)型はWarrior(戦士)遺伝子と呼ばれるそうな。私のAA型は9.6%しかいない。アジア人種に少ないのだとか。

AA型だとドーパミンの分解効率が低く、ドーパミンが多くなりやすい。平常時は認知機能が高いが、ストレス環境下でパフォーマンスが落ちる。心配性でうつ病になりやすい。
GG型だとドーパミンが分解されやすく、ストレス環境下でパフォーマンスを発揮する。逆に平常時はドーパミンが不足しやすく統合失調症にかかりやすかったりする傾向がある。

こういう事柄を調べていくと面白い。私にカフェイン耐性ないのはCOMT遺伝子のせいかもな?なんて思ったりする。




自分で調べていくとちょっと不満なのが、わりと有名な遺伝子の結果がないこと。例えばセロトニントランスポーター遺伝子。日本人がネガティブ思考になりやすいのはセロトニントランスポーター遺伝子の変異の影響で、セロトニンが出にくいからという説があるもよう。この遺伝子型の結果がGeneLife Myselfではわからず残念。どうせネガティブ型だろうな〜〜〜とは思うけど。




購入ルート

おすすめの買い方はQoo10のセール。セールやクーポンで最安になりやすい。3月、6月、9月、12月の年4回メガ割という20%オフクーポン配布セールがあるので特に狙い目。それ以外の時期でも頻繁にクーポンが出ている。
www.qoo10.jp



ただ、GenesisのほうがMyselfよりセールで安くなりやすい傾向がある。
Genesisが安くなっていたらそちらを購入して検査した後、アプリから4900円を追加で支払えばMyselfの結果も見られるようになる。このルートもおすすめ。
www.qoo10.jp

MyselfよりGenesisのほうが断然項目数が多い(87項目 vs 360項目)*1からおトク。病気のかかりやすさとか太りやすさとかの体質とかを知れる。




感想

自分が引きこもりの休日を送ることに罪悪感を抱かなくなった。
だって内向型の上位3%なのだもの。仕方ないわそりゃ。遺伝的に治しようのないものなら、それをいかに上手く活かすかを建設的に考えるべきだと改めて思う。

一方で、後天的に変わってくる部分も相当あるんだろうと思う。遺伝子関連の論文はいくらでもあるから、ちょっとずつ掘っていってみたい。


今日はこのくらい。











◯今日の過去記事◯

www.zazaizumi.com


www.zazaizumi.com


www.zazaizumi.com